おすすめなグレインフリーのキャットフード|ドライ・ウェット・おやつ別


おすすめのグレインフリー(穀物類不使用)キャットフードが知りたいです。
おすすめのグレインフリー(穀物類不使用)キャットフードは下記の通りです。
■ドライフード
・犬猫生活(旧レガリエ)
・ピュリナワン
・オリジン
・グランツ
・カナガン
・カナガンデンタル
・モンプチ
・ニュートロ
■ウェットフード
・ティキキャット
・ズウィピーク
・カナガン
・ニュートロ
・フィーラインナチュラル
■おやつ
・ちゃおちゅーる
・モグリッチ
・フィーラインナチュラル
基本的な部分は似たり寄ったりで比較にならないので、主に紹介するのは各キャットフードの大きな特徴(メリット・デメリット)とします。
グレインフリーのキャットフードは基本的に高タンパク質なので、シニア猫や病気を抱えている(特に腎不全)にはおすすめできません。
また、猫は穀物類を消化できることから、絶対にグレインフリーが良いということは決してありません。
グレインフリー(穀物類不使用)キャットフードの選び方
原材料
グレインフリー
グレインフリーは穀物類不使用という意味ですが、あくまでも特定の穀物類を不使用という意味。
基本的に米、小麦やトウモロコシが不使用ならばグレインフリーです。
第一原材料
グレインフリーの第一原材料は、ビーフ、チキン、ポーク、サーモン、白身魚、鹿、鴨などです。
ライフステージ
グレインフリーのみならずキャットフードは全年齢対応と、子猫、成猫、高齢猫とライフステージごとに分かれており、年齢ごとに必要な栄養素は異なります。
成長過程で最も栄養を必要としている子猫に対して、塩分控えめで低タンパク質の高齢猫向けの餌を与えても、子猫は十分な栄養を摂ることはできません。
価格
グレインフリーは原価の安い穀物類が使われていないので高いです。
また、大半がヒューマングレードなのでコストがかかり、1.5kgで約4,000円と一般的なフードの3〜4倍の価格です。
おすすめなグレインフリーのキャットフード〜ドライフード編〜
犬猫生活(旧レガリエ)

主原料:鶏肉
価格:4,280円/750円
タンパク質:31%以上
脂質:15%以上
代謝エネルギー:372kcal/100g
対象:全年齢
原産国:日本
■メリット
原材料の原産地を公開している本当の国産。鶏肉(九州)、魚(金沢港)、鶏レバー、牛肉(金沢産、ニュージーランド、豪州)、サツマイモ、マグロオイルが国産。
500円でお試しができる。
船などで運ばれていない分、外国産よりも新鮮。
■デメリット
国産なので高い。お試しからの定期便がおすすめ。
現在のところ通販のみ。

ピュリナワン
主原料:鶏肉または白身魚
価格:1,915円(1.6kg)
タンパク質:35%以上
脂質:14%以上
代謝エネルギー:413kca(100g)
対象:1歳以上
原産国:アメリカ
■メリット
グレインフリーなのに安い。
飽きがこないように「やわらかほぐし粒」と「美味しいカリカリ粒」をブレンド。
1.6kg入りは小分けパックタイプ(400g)を採用。酸化による風味の劣化などを抑えられる。
■デメリット
大きいサイズのやわらかほぐし粒が混ざっている。小さい猫だと飲み込めない可能性も。

オリジン

主原料:牛、猪、ヤギ、ラム(レジオナルレッド)
価格:1,485円/340g、6,930円/1.8kg
タンパク質:40%以上
脂質:20%以上
代謝エネルギー:394kcal/100g
対象:全年齢
原産国:アメリカ
■メリット
肉を85〜90%の割合で配合。猪、ヤギ、羊、サバ、カレイ、ニシンなど変わった肉が使われている。
日本向けに水分量を特別調節。
ビタミン・ミネラル類の代わりに亜鉛のみを使用。
粉末にせず自然素材を丸ごと使用。
ジャガイモ、サツマイモなどの炭水化物は不使用。
■デメリット
動物の白い毛が入っている。故意に混ざているのだが、嫌だと感じる飼い主も多い。
並行輸入品は水分量の調節が行われていない。公式サイトで買うのが最も安全。


グランツ

主原料:チキンやサーモン
価格:4,290円(500g×3袋)
タンパク質:32%以上
脂質:15%以上
代謝エネルギー:358kcal/100g
対象:全年齢、1歳以上(チキンとサーモン)
原産国:フランス
■メリット
550円(500g)の1週間お試しサンプルあり。
定期コース継続中は「獣医相談サービス」が無料。
マグネシウム量が低い。
■デメリット
通販のみ。大容量パックはない。

カナガン

主原料:乾燥チキン、骨抜きチキン生肉
価格:3,960円/1.5kg
タンパク質:37%以上
脂質:20%以上
代謝エネルギー:390kcal/100g
対象:全年齢
原産国:イギリス
■メリット
高品質な放し飼いチキンの新鮮な生肉と、高タンパクの乾燥チキンを使用。
チキン使用率60%以上。
チキングレイビー配合により味わいが上がり、開封した瞬間に広がるチキンの香りで食いつきが変わる。
■デメリット
ステマ疑惑が絶えない。
肉量が多いので香料が強く、ウンチも臭くなるという口コミがある。

カナガンデンタル

主原料:七面鳥生肉、乾燥チキン
価格:4,960円/1.5kg
タンパク質:33%以上
脂質:15%以上
代謝エネルギー:389kcal/100g
対象:全年齢
原産国:イギリス
■メリット
豊富な海藻により、食べるだけでオーラルケアをサポート。
海藻はアルカリ性食品なので体臭予防に適している。
カナガンより香料が弱い。
■デメリット
ジッパーつきのパッケージではないため、保存が面倒。
オーラルケアの効果がでるまで6〜8週間かかる。

モンプチ
主原料:チキンまたはサーモン
価格:679円/500g
タンパク質:32%以上
脂質:14%以上
代謝エネルギー:341kcal/100g
対象:全年齢
原産国:アメリカ
■メリット
グレインフリーなのに安い。
穀物類入りモンプチを食べている猫であれば、スムーズな切り替えが可能。
■デメリット
現在のところ通販のみ。

ニュートロ
主原料:チキン
価格:2,300円/1kg
タンパク質:40%以上
脂質:18%以上
代謝エネルギー:380kca/100g
対象:1歳以上
原産国:アメリカ
■メリット
タンパク質が40〜42%以上と高い。より健康な筋肉の維持をサポート可能。
穀物類の代わりに消化に良いエンドウ豆やじゃがいもを使用。
■デメリット
タンパク質40%以上は猫によっては高すぎ。その場合はワイルドレシピより低タンパク質なナチュラルチョイスがおすすめ。
おすすめなグレインフリーのキャットフード〜ウェットフード編〜
ティキキャット
主原料:サーモン
価格:476円(80g)
タンパク質:15%以上
脂質:3.5%以上
代謝エネルギー:71kcal/80g
対象:全年齢
種類:総合栄養食
原産国:アメリカ
■メリット
欧米のキャットフードランキングでは基本的にランクインしている。
主原料はオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の必須脂肪酸をバランスよく含むアラスカサーモン。
素材本来の食感や美味しさを維持できる最小限の加工で、食べやすいサイズにほぐされている。
■デメリット
高い。
ズウィピーク
主原料:チキン生肉
価格:484円(85g)
タンパク質:9%以上
脂質:5.5%以上
代謝エネルギー:132.5kcal/100g
対象:全年齢
種類:総合栄養食
原産国:ニュージーランド
■メリット
欧米のキャットフードランキングでは基本的にランクインしている。
天然の新鮮な生肉と内臓から作られている。
92%配合の生肉、内臓、魚、緑イ貝からたくさんの栄養素を得られる。
主原料のチキンはフリーレンジチキン。放し飼いにして自由に育てることで健康で美味しいチキンになる。
■デメリット
高い。
カナガン

主原料:チキン、チキン煮汁、サーモン
価格:450円(70g)
タンパク質:19%以上
脂質:1.2%以上
代謝エネルギー:93kcal/100g
対象:全年齢
種類:総合栄養食
原産国:タイ
■メリット
新鮮なチキンとサーモンの旨味がぎゅっと凝縮。
とろけるスープは美味しさ満点でトッピングとしてもおすすめ。
■デメリット
高い。
チキンがごろっと入っているので、ほぐさないと小さい猫にとっては食べにくい。
現在のところ通販のみ。

ニュートロ
主原料:チキン
価格:197円(37.5g×2)
タンパク質:11.5%以上
脂質:6%以上
代謝エネルギー:43kcal/1トレイ
対象:全年齢
種類:総合栄養食
原産国:アメリカ
■メリット
匂いで味を判断して少しずつ食べる猫の為に、容器は少量使い切りタイプ。
好みの形に崩せる「パテタイプ」と、小さいサイズに簡単にほぐせる「ざく切りタイプ」の2種類。
■デメリット
ざく切りタイプはそのまま与えれば良いが、パテタイプは崩す手間がかかる。
フィーラインナチュラル
主原料:チキン、鹿肉、緑イ貝
価格:507円(85g)
タンパク質:9%以上
脂質:5%以上
代謝エネルギー:73kcal/1缶
対象:全年齢
種類:総合栄養食
原産国:ニュージーランド
■メリット
肉類99%以上の原材料と水だけの新製法。
増粘剤、安定剤は一切不使用。
動物に必要不可欠な水分を食事から自然に摂取。
缶はBPAフリー(錆止め不使用)。
■デメリット
507円以上と高い
おすすめなグレインフリーのキャットフード〜おやつ編〜
Pureちゅーる
主原料:まぐろ
価格:740円(20本)
タンパク質:7%以上
脂質:0.2%以上
代謝エネルギー:7kcal/1本
対象:全年齢
原産国:日本
■メリット
国産品。
舐めるだけで水分補給ができる。
無着色、無香料、甘味料不使用、調味料不使用。
緑茶消臭成分配合で糞尿の臭いを和らげる。
■デメリット
与えすぎるとメインを食べなくなる。

モグリッチ

主原料:水、チキンささみ肉、チキンレバー
価格:2,880円+税(14g×14本×3袋)
タンパク質:5.5%以上
脂質:0.6%以上
代謝エネルギー:7.14kcal/1本
対象:全年齢
原産国:タイ
■メリット
塩分濃度が0.08%と低い。
全ての原材料がヒューマングレード。
香料、着色料、人工調味料、保存料不使用。
■デメリット
ちゃおちゅーると比較すると種類が少ない。
→猫用おやつ「モグリッチ」キャットフードをレビュー|口コミ・評判は?
フィーラインナチュラル
主原料:ビーフ(他にラム、チキンあり)
価格:1,210円(50g)
タンパク質:39%以上
脂質:37%以上
代謝エネルギー:500.5kcal/100g
対象:全年齢
原産国:日本
■メリット
穀類・イモ類・豆類、一切不使用
人工保存料・人工着色料・人工香料、一切不使用
子猫からシニア猫まで、全年齢・全猫種対応
食材はすべて人間食用を使用
■デメリット
高い
グレインフリーのキャットフードが注目されている理由
穀物アレルギーを回避できる
グレインフリーが注目されている一番の理由はアレルギーです。
人間と同じように猫も食物アレルギーがあり、グレインフリーであれば穀物アレルギーは確実に避けることができます。
しかし、鶏肉アレルギーなどほかの原材料に対してアレルギーを持っている可能性もあるので、必ず獣医師に相談して下さい。
猫の体に負担がかかりにくい
猫は体の構造上、穀物類を消化するのが苦手と言われています。
食べられないわけではないので、アレルギーがない限り、過剰に心配する必要はないです。
なお、穀物類入りのキャットフードを選ぶ際は、原材料を確認しましょう。
原材料は使用率の高い順に原材料が記載されているので、最初に穀物類や穀物とくるキャットフードは避けたほうがいいでしょう。
肉類がきて穀物類なら問題ないと思います。
グレインフリー(穀物類不使用)キャットフードのまとめ
グレインフリーキャットフードを選ぶなら、下記の中から選べば間違いないです。
■ドライフード
・犬猫生活(旧レガリエ)
・ピュリナワン
・オリジン
・グランツ
・カナガン
・カナガンデンタル
・モンプチ
・ニュートロ
■ウェットフード
・ティキキャット
・ズウィピーク
・カナガン
・ニュートロ
・フィーラインナチュラル
■おやつ
・ちゃおちゅーる
・モグリッチ
・フィーラインナチュラル
しかし、猫の好みによって全く食べないことも十分に考えられ、無駄になることもあります。
だからといってフード自体が悪質という訳ではないので、猫ちゃんが食べてくれるフードに出会うまでは辛抱しましょう。
また、猫は飽きやすいので急に食べなくなることもあります。難しいですが、その都度対応するしかないです。
あとは、必ずグレインフリーにする必要はないので、そこは覚えておきましょう!