保護犬・保護猫への食支援を身近に、犬猫生活がごはんサポーター制度を開始
犬猫生活株式会社は2026年9月24日、保護犬・保護猫を支援したい個人と、食事の支援を必要とする保護団体をつなぐ「ごはんサポーター制度」を開始した。個人から寄せられた支援を犬猫用のフードなどに換え、保護現場へ届ける仕組みで、継続的な食支援につなげる狙いだ。
背景には、保護活動を続ける団体が抱える資金面の負担がある。犬猫生活が2026年に全国120団体を対象に実施した調査では、88.3%が「資金」の不足を感じていると回答。活動上の金銭的負担としては、医療費に次いで「フード・消耗品代」が挙げられ、45.8%に上ったという。
一方、一般の支援者からは、保護活動を応援したいものの「何から始めればいいか分からない」「どの団体を支援すればいいか分からない」といった声が寄せられていた。今回の制度では、こうした個人の支援意欲と保護現場の需要を結びつける。
支援方法は、1回500円、3,000円、5,000円のコースから選択でき、毎月寄付する「定期サポート」と、1回限りの「単発サポート」を用意する。寄付先や届ける商品については、各保護団体の状況やニーズを確認したうえで、犬猫生活が調整する。
対象となるのは、犬・猫向けのドライフードのほか、犬猫用のデンタルケア商品や猫用のおやつなど。犬猫生活によると、商品は保存料、香料、着色料を使用していない「無添加」商品としている。
支援の状況を伝える仕組みも設けた。支援を受けた保護団体から、保護犬や保護猫が食事をする様子などをまとめた「ありがとうレポート」を受け取り、毎月サポーターに届ける。支援した資金が現場でどのように活用されたのかを確認できるようにすることで、継続的な支援につなげる考えだ。
犬猫生活はこれまでも動物福祉活動への寄付を続けており、これまでにフードやサプリメント計42,801袋、約17トンを保護団体などへ届けたとしている。今後は「ごはんサポーター制度」への参加団体を順次増やし、全国の保護現場を支える仕組みとして拡大していく方針だ。
また同社は、制度を通じて支援を受ける保護団体の募集も開始した。対象は保護犬・保護猫の保護・譲渡活動を行う団体で、資料請求後、オンライン面談や審査を経て制度を利用できるとしている。
(C)犬猫生活

