チャオチュールは海外だと猫用コカイン?|実は介護食にぴったり


ちゃおちゅーるは海外でなぜ「猫用コカイン」と呼ばれているの?
海外の飼い主の口コミ・評判は?
なぜ猫はちゃおちゅーる中毒になるの?

こんなお悩みを解決します。
海外でちゃおちゅーるは「Kitty Crack(猫用コカイン)」と一部で呼ばれています。
大半の猫が中毒になる理由は、マグロなどの原材料を新鮮な状態で加工していることや、香料が食欲をかきたてるから。
なお、日本向けのちゃおちゅーるには旨い調味料が含まれており、海外向けのちゃおちゅーるには含まれていません。
介護職や水分補給にもぴったりなちゃおちゅーるについて、詳しくご説明します!
チャオチュールは海外で「Kitty Crack=猫用コカイン」
チャオチュールの中毒性から、海外では「Kitty Crack」と名づけられました。
Kitty = 猫(子猫)
Crack = ドラッグ、コカイン、麻薬
商品名が「INABA Kitty Crack」ではなく、あくまで誰かが言い始めたというだけ。
担当者「聞いたことはありますが、ただの普通のペット食品ですから、そのような表現は困ります」
いなばペットフードの方は困っているようですが、表現はアレですが、それくらいハマるということでしょう。
気になる方はSNSで「#kittycrack」と検索してみましょう。ちゃおちゅーるを食べる猫がたくさん出てきます。
海外のレビュアーが投稿したチャオチュールの口コミ・評価

海外では「INABA Churu Lickable Purée Natural Cat Treats」として発売されています。
星は平均4.7、レビュー数は1600以上と大人気。いくつかトップレビューをご紹介します。
[chat face=”woman1″ name=”” align=”left” border=”red” bg=”none”]No kidding! My cats LOVE this so much…one has taken to banging on the cabinet door where they’re kept! Bang, bang….Bang BANG BANG!!
冗談じゃなくて私の猫はチャオちゅーるが大好き!チャオちゅーるを置いているキャビネットドアをバン、バンと叩く![/chat]
[chat face=”man1″ name=”” align=”right” border=”blue” bg=”none”]I picked up a free sample at a fancy pet store and was skeptic b/c my kitties are super duper finicky. But my (16 year old) male litter mates went crazy the second they smelled the sample Chicken with Scallop.
ペットショップでサンプルをもらいましたが、私の猫は気難しいのでチャオちゅ〜るを疑っていました。しかし、私の猫(オス16歳)はサンプルのチキンほたて味の匂いをかいだ瞬間に夢中になって食べました。[/chat]
[chat face=”man1″ name=”” align=”left” border=”blue” bg=”none”]I have a 20 year old cat who was always finicky but even more so now. She no longer eats solid food and I was afraid she would stop eating all together. This helps. She licks the bowl clean and I know she is still eating and getting enough liquid.
私の猫は20歳で好き嫌いが多く、今はもっと好き嫌いが激しくなりました。固体のフードはもう食べないので、もう何も食べてくれないのではと心配でした。しかし、チャオちゅーるは良かったです。お皿を舐めて、十分な水分が摂れていると思います。[/chat]
ここで注目して頂きたいのは私の猫は20歳というレビューです。
チャオチュールは介護食や水分補給に良い
老衰すると噛む力が弱くなります。
ウェットフードもある程度は噛まないといけないので、最期は水分補給も兼ねて、ちゃおちゅーるばかりを与えていました。
猫は何も食べなくなると数日で亡くなってしまうので、最期は何でも良いので食べてくれるフードを選ぶのがベストだと思います。
海外ではコカイン扱いのチャオチュールとは?
チャオチュールは2012年2月に発売されたペースト形状のおやつ。
「1日4本を目安」にとパッケージに記載されていますが、与えすぎると他の餌を食べなくなるため、1日1本や2日に1本にしたほうが良いでしょう。
また、過去に「与え過ぎて腎不全になった」「塩分が高すぎる」というデマが出回りました。
実際にチャオチュールの塩分濃度を測りましたが「0.5%」と「塩分濃度は低い」と言える数値だったので安心です。
だからデマだったのですが、チャオチュールに限らず餌の与えすぎはNGです!
チャオチュールの原材料と成分
コストコで買ったチャオチュールに顔を突っ込んでいます…。
開封していないのに、猫を中毒にさせる原材料と成分は何なのでしょうか?
チャオチュールの原材料(まぐろ味)
まぐろ、まぐろエキス、タンパク加水分解物、糖類(オリゴ糖等)、植物性油脂、増粘剤(加工でん粉)、ミネラル類、増粘多糖類、調味料(アミノ酸等)、ビタミンE、緑茶エキス、紅麹色素
代表的なマグロ味の原材料を確認しても、マタタビが入っているわけでもないです。
チャオチュールの成分(まぐろ味)
粗タンパク質7.0%以上、粗脂肪0.2%以上、粗繊維0.1%以下、粗灰分1.5%以下、水分91.0%以下、カロリー約7kcal/本
原材料や成分をみても、なぜチャオチュールが海外で猫用コカインと呼ばれるほどの代物になったかは分かりませんね…。
チャオチュールには旨味調味料が入っている?
海外ではMSGを気にする
インスタグラムで「#kittycrack」と検索するとトップにでてくるのが上記の投稿(日によって違うかもしれません)です。
翻訳↓
猫たちに何が起こっているの?
MSGとかを隠しているんじゃないかと思い、会社(いなばペットフード)に記載されているナチュラルフレーバーの原材料は具体的に何かを聞きました。まだ返信はないですが。
ここで気になるのはMSGという言葉。MSGはグルタミン酸ナトリウムといって、うま味調味料のことです。
あまりピンとこないかもしれませんが、わかりやすいのが味の素です。

海外の日清カップヌードルにはNO ADDED MSGとあります。
これは「うまみ調味料が入っていません」という意味です。
日本ではあまり気にされてないですが、欧米諸国ではNO MSGやNO ADDED MSGと表示しないと販売できない商品もあるそうです。
とくに、赤ちゃんが食べるものにMSGを使うことは禁止されています。
なお、チャオチュールも、日本向けと海外向けでは違いがあります。
MSG=アミノ酸調味料
日本でMSGはアミノ酸調味料と記載されています。
まぐろ、まぐろエキス、タンパク加水分解物、糖類(オリゴ糖等)、植物性油脂、増粘剤(加工でん粉)、ミネラル類、増粘多糖類、調味料(アミノ酸等)、ビタミンE、緑茶エキス、紅麹色素
チャオチュールには調味料(アミノ酸等)が含まれているので「NO MSG」とパッケージに記載されていないのだと思います。
なお、うま味調味料ってなんか不安という方は、チャオチュールに似たモグリッチをおすすめします。
モグリッチは、人工調味料や香料は不使用、塩分濃度はたったの0.08%、グレインフリーなどの特徴があります。
猫がチャオチュール中毒になる理由
旨味調味料の影響もあると思いますが、大きな理由は原材料と香料にあります。
猫はより新鮮なものを好む動物。原材料は新鮮なうちに加工するので、ちゃおちゅーるもある意味、新鮮なのです。
また、香料は人間でもすぐに分かるくらい強いので、猫ならより一層「いい香り」と思うのではないでしょうか?
[blogcard url=”https://magazine.cainz.com/article/7085″]
チャオチュールは人間が食べても美味しい?
14種類のチャオチュールを試食した勇者
有名なTwitterの投稿ですが、14種類のチャオチュールを食べた人がいます。
「え? まじかよ?」と思いましたが、いなばペットフードでは当たり前のことなんです!
いなばでは社長を含め全員がチャオチュールを試食
担当者「すべての種類について、社長から担当者、開発担当者や営業担当者が皆漏れなく『100%試食』しています。人間が食べられないペット製品は製造しないという精神でやっています。正直に言って、『美味』と感じるものも少なくないです。もちろん、猫や犬にも食べさせて、食べているときの様子なども見ます」
社長自らちゃおちゅーるを試食して安全性を確かめているのですね。
なお、社長の稲葉敦央さんは英語が話せるようです。
チャオチュールは世界中の猫を喜ばすフード
猫をハッピーにさせていることは間違いないと思います。
ベルも介護食として食べていてハッピーそうだったので、チャオチュールには感謝をしております。
おまけ:チャオチュールのテーマ曲を聴こう!
ちゅーる、ちゅーる、チャオちゅーる♪
ちゅーる、ちゅーる、チャオちゅーる♪
ちゅーる、ちゅーる、チャオちゅーる♪
いなば、チャオちゅーる♪
耳から離れないチャオチュールソングを歌っているのは1980年11月18年生まれの辻香織さんです。
チャオチュールの歌は海外版もある
じつは海外版もあるんです。
日本語、英語、スペイン語、中国語、韓国語、タイ語の順番でご紹介します。