本当に良いキャットフードを厳選|選び方や穀物使用OKな理由
本当に良いキャットフードの選び方は?
グレインフリーじゃないとダメなの?
本当に良いキャットフードを知りたいです。
筆者が考える本当に良いキャットフードは下記の通りです。
おすすめの選び方は下記の通りです。
価格
ミール
着色料
第一原材料
グレインフリー
ウェットと兼用
先に本当に良いキャットフードについて説明し、後半にキャットフードの選び方をご紹介します。
この記事を参考にして頂ければ、猫にとって最適な餌が見つかり、必ずしもグレインフリーでなくても良い理由なども分かります。
本当に良いキャットフード【ピュリナ】
ピュリナ(PURINA)、特にピュリナワンは、スーパーや薬局でも販売されているので、ご存じの方も多いでしょう。
ピュリナの特徴
・豊富な種類で生涯サポート
・安全なミール
・グレインフリーでもリーズナブル
・ビッグ3の一企業
・お試しが充実
豊富な種類で生涯サポート
ピュリナはアメリカの会社。
日本で展開しているブランドは、ピュリナワン、モンプチ、プロプラン、フェリックス、デンタライフ。
アメリカだと上記に加え、ビヨンド、ブリーズ、デリキャット、ファンシーフィースト、フリスキー、キット&カブードルなど10以上のブランドがあります。
ピュリナワン
ピュリナワンでいえば、これだけの種類があります。
成長段階(子猫、成猫、7歳以上、11歳以上、15歳以上)に合わせたり、下部尿路の健康維持や体重ケア用もあり、デンタルケアスナックもあります。
モンプチ
ごちそう感を出したければモンプチ。種類は数えられないくらいあります。
ピュリナワンのドライをあげつつ、食欲がない時にモンプチのウェットで補うのも良いです。
プロプラン
プロプランは一部のペットショップにしか売っていないので、知名度は低いと思います。
プロプランはピュリナワンより少しだけ高いですが、最先端の科学的な知識が詰まったブランドです。
獣医師、栄養学者、動物行動学者を含む500人以上の科学者から成るペット専任チームが携わっています。
猫アレルゲンを減らすようなドライフードも開発しています(2021年5月に発売予定)。
まとめると、ピュリナは生涯にわたってサポートしてくれるメーカーです。
✔︎プロプラン
成長段階、体質などに合わせ、厳選された良質の素材を使用し、最先端の科学技術をもって、実証、最適化されたピュリナ最高峰のプレミアムニュートリションフード。
✔︎ピュリナワン
「栄養に、プラスONEのよろこび」がコンセプト。猫の健康のために必要な6要素を満たす栄養素をバランスよく配合し、健康で長生きな生活を美味しくサポート。
✔︎モンプチ
どんなネコちゃんのわがままにも答えることができるよう、極上の美味しさを8つのタイプ、100種類以上のメニューで用意。
✔︎フェリックス
やわらかくほぐした肉や魚の旨味をジューシーなゼリーで包み込んだ芳醇な香りと抜群のおいしさが自慢のごはん。
安全なミール
これはピュリナワン、グレインフリー(チキン)ドライフードの原材料。
チキンミールとありますが、アメリカの公式サイトをみたら「No poultry by-product meals」と安全なチキンミールでした。
「poultry by-product meals」は羽、頭、足、内臓を含んでいるという意味。「No」なので、羽、頭、足、内臓は除かれています。
グレインフリーでもリーズナブル
グレインフリー(のドライフード)は、原価の安い穀物類を使用していないので、高くなりがちですが、ピュリナワンはリーズナブル価格です。
商品名 | 価格(税込) | 100gあたりの価格 | 原産国 | 第一原材料 |
ピュリナワン | 1,914円(1.6kg) | 約119円 | アメリカ | チキン or 魚 |
カナガン | 4,356円(1.5kg) | 約290円 | イギリス | 乾燥チキン |
カナガンデンタル | 5,852円(1.5kg) | 約363円 | イギリス | 七面鳥 |
グランツ | 4,290円(1.5kg) | 約286円 | フランス | チキン or サーモン |
犬猫生活 | 6,028円(750g×2) | 約401円 | 日本 | 鶏肉 |
モグニャン | 4,356円(1.5kg) | 約290円 | イギリス | 白身魚 |
シンプリー | 4,356円(1.5kg) | 約290円 | イギリス | 骨抜きサーモン |
ジャガー | 4,356円(1.5kg) | 約290円 | イギリス | チキン |
オリジン | 6,380円(1.8kg) | 約354円 | アメリカ | 牛 |
お試しが充実
ピュリナはお試しキャンペーンが充実しています(※時期によって実施していないこともあり)。
ピュリナワンなら、500円で約1,600円相当のドライ、ウェットまたはデンタルケアをお試し。
また、初回3,000円分が無料となる定期便キャンペーンも実施中です。
ビッグ3の一企業
ペットフード会社のビッグ3は、ピュリナ、マース(シーバなど)、ヒルズペットニュートリション(参考:Leading pet food companies worldwide in 2019, based on revenue)。
ピュリナのペットフード事業は1985年からで、現在に至ります。
獣医師さんのレビュー動画
本当に良いキャットフード【オリジン】
オリジン(ORIJEN)はカナダのペットフードメーカー「チャンピオンフーズ社」が展開。生物学的理論から猫が好むバイオロジックフードがオリジンです。
ドライフードはレジオナルレッド、キャット&キトゥン、ツンドラ、6フィッシュ、フィット&トリムの5種類。また、フリーズドライのおやつ(3種類)もあります。
1.8kgで6,300円(100gあたり350円)と高いですが、猫の本能が欲する餌という感じです。
オリジンの特徴
・日本向けに特別調整
・グレインフリー
・炭水化物を制限
・肉の量が多い
・肉の種類が多い
・60%以上が新鮮肉
・ホールプレイ肉比率
日本向けに特別調整
日本の気候に合うように水分は少なめに設定されています。その理由は、日本は輸出先のアメリカより湿気が多いためです。
グレインフリー
オリジンはグレインフリーです。
炭水化物を制限
オリジンにジャガイモやサツマイモは使われていません。
グレインフリーだと、穀物類の代わりにジャガイモやサツマイモを使うことが多いですが、オリジンは違います。
野生の猫が食べる小動物に炭水化物(ジャガイモなど)はほぼ含まれてないので、不要という考えです。
肉の量が多い
85〜90%の割合で肉を使用。肉食の猫にとっては最高です。
肉の種類が多い
オリジンは牛、猪、ヤギ、羊、豚、七面鳥、サバ、カレイなど魚を含め、肉の種類が豊富です。
60%以上が新鮮肉
オリジンに含まれている肉の60%以上がフレッシュミート(新鮮肉)またはローミート(生肉)です。
本来ハンターである猫は、本能的に新鮮な肉を欲しています。
ホールプレイ肉比率
ホールプレイ肉比率は、原材料の栄養を丸ごと生かすための比率です。
例えば、肉:臓器:骨が1:1:8だと骨ばかりでダメですよね。なので、6:3:1に適正な比率にするということです。
他社ブランドとの比較【動画】
本当に良いキャットフード【ニュートロ】
アメリカの企業「マース」が展開するブランドの一つがニュートロ。他にはロイヤルカナンやシーバを展開しています。
キャットフードではドライ、ウェット、おやつとあり、おすすめするのはウェットです。
ニュートロの特徴
・自然素材を厳選
・ミートファースト
・パテとざく切りタイプ
・小分けができる
・グレインフリー
・総合栄養食
自然素材を厳選
ニュートロは栄養豊富な自然素材を厳選していることで有名です。。
農場で飼育されたチキン、太陽をたっぷり浴びて完熟したトマトなど、栄養豊富な自然素材を使用。
羽などの食用とされない部位は、原材料として使用していません。
また、栄養強化のため合成ビタミン、ミネラル、アミノ酸は使用していますが、合成の酸化防止剤、着色料、化学合成物は不使用です。
ミートファースト
肉食の猫のため、ミートファースト(第一原材料が生肉)主義です。
パテ&ざく切りタイプ
柔らかいので崩すことが可能で、どこを食べても栄養バランスに偏りが生じないよう設計されています。
簡単にほぐすことができ、噛み応えもあります。また、スープ感もあるのでドライフードとも混ざりやすいです。
小分けができる
一食分(37.5g)に適切な使い切りタイプの小分けパック。フィルムを開けた瞬間に新鮮な香りがします。
野生の猫は狩りをして得た獲物をすぐに食べるので、そもそも冷たい食事が好きではありません。
ニュートロのウェットフードなら余りを冷蔵庫で保管する必要がないので、常温で食べさせることができます。
グレインフリー
グレインフリーなので穀物アレルギーを持つ猫におすすめです。
総合栄養食
ニュートロのウェットフードは総合栄養食です。一般食ではないので、ニュートロだけで栄養がとれます。
なお、価格はニュートロが約180円(75g)、カルカンが約80円(70g)なので倍以上ですが、穀物類を使用していないことを考えるとリーズナブルです。
ニュートロのこだわり【動画】
本当に良いキャットフード【犬猫生活(旧レガリエ)】
犬猫生活(旧レガリエ)は国産のドライフードで、世界一の品質を目指して作られました。
価格:4,280円
容量:750g
原産国:日本
主原材料:鶏肉
穀物類:なし
ミール・副産物:なし
セルロース:なし
人工添加物:なし
人工酸化防止剤:なし
賞味期限:製造日から9か月
販売元:犬猫生活
- 原材料
-
鶏肉(日本)、牛肉(日本、ニュージーランド、オーストラリア)、金沢港の旬の魚(日本)、鶏レバー(日本)、ジャガイモ(アメリカ)、サツマイモ(日本)、ヤシ粉末(フィリピン)、ひよこ豆(アメリカ)、カツオとマグロの魚粉(日本)、豚油かす(日本)、※タピオカ澱粉(タイ)、アルファルファ(アメリカ)、ひまわり油(日本)、ごまアラブ(日本)、りんご(日本)、トマト(日本)、醤油(日本)、マグロオイル(日本)、乳清(日本)、脱脂粉乳(日本)、カルシウム粉末(日本)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン、リジン)、グランベリー(アメリカ)、海草(ノルウェー)、フラクトオリゴ糖(日本)、乳酸菌(日本)、ビタミン類(B1、B2、パントテン酸、B6、B12、ナイアシン、葉酸、E、K)、ミネラル類(亜鉛、銅)
- 成分
-
粗タンパク質31%以上粗脂肪15%以上粗繊維3%以下粗灰分9%以下水分10%以下代謝エネルギー372kcal/100g
犬猫生活(旧レガリエ)の良いところ
・前澤ファンドの出資を受けた
・原材料の大半が国産
・500円のお試しがある
前澤ファンドから出資を受けた
元ZOZOの社長、前澤友作さんの前澤ファンドから出資を受けています。
出資金は「殺処分ゼロを目指す財団の運営」「1頭1頭に合わせたパーソナライズ提案の本格化」に使われる予定です。
気になるのは1頭1頭に合わせたパーソナライズ提案の本格化ですね。
海外では「Smalls」など、猫の年齢や特徴などに合わせて作ってくれる(オーダーメイド)サービスがあります。
犬猫生活も近いうちにオーダーメイドになるのかなと思います。
原材料の大半が国産
原材料の大半が国産かつ、ヒューマングレード(人間が食べられるレベルの食材)です。
高級フードでヒューマングレードは当たり前になりつつありますが、国産の原材料をここまで豊富に使うフードはなかなかありません。
■鶏肉
九州地方を中心とした新鮮な鶏肉を使用。良質なタンパク質が豊富で、食いつきも良い鶏肉はキャットフードの定番なメイン素材です。
■金沢港の魚
石川県の金沢港で水揚げされたアジ、イワシ、サワラ(春夏)、タイ、タラ、ハマチ(秋冬)を季節ごとに使い分けています。
■鶏レバー(豚レバーから変更)
鶏レバーは体に元気にする食材。安全で新鮮な国産レバーのみを使用しています。
■牛肉(オーストラリアまたはアメリカから変更)
石川県の金沢産の和牛、ニュージーランド、オーストラリアの牛肉が使用されています。
■サツマイモ
国産のサツマイモを使用。お腹の調子を整える食物繊維を摂取できます。
■マグロオイル
人間のサプリにも使用されるマグロオイルは、オメガ3を豊富に含み、猫の体を美しく維持。高品質の国産品のみを使用しています。
- 全ての原材料
-
鶏肉(日本)、牛肉(日本、ニュージーランド、オーストラリア)、金沢港の旬の魚(日本)、鶏レバー(日本)、ジャガイモ(アメリカ)、サツマイモ(日本)、ヤシ粉末(フィリピン)、ひよこ豆(アメリカ)、カツオとマグロの魚粉(日本)、豚油かす(日本)、※タピオカ澱粉(タイ)、アルファルファ(アメリカ)、ひまわり油(日本)、ごまアラブ(日本)、りんご(日本)、トマト(日本)、醤油(日本)、マグロオイル(日本)、乳清(日本)、脱脂粉乳(日本)、カルシウム粉末(日本)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン、リジン)、グランベリー(アメリカ)、海草(ノルウェー)、フラクトオリゴ糖(日本)、乳酸菌(日本)、ビタミン類(B1、B2、パントテン酸、B6、B12、ナイアシン、葉酸、E、K)、ミネラル類(亜鉛、銅)
500円のお試しがある
初回160g(4日分)お試しパックを500円で購入できます。
気に入ればそのまま定期便。猫ちゃんが食べなければ初回のみでキャンセルOKです。
本当に良いキャットフード【カナガン】
ネットで調べると必ず出てくるのが、このカナガンキャットフードです。
大半の記事ではドライフードについて書かれていますが、私はドライよりもウェットフード(缶詰)をおすすめします。
ドライフードについては一部から酷評されていますが、下記を読めば安心できます。
こだわりぬかれた原材料、本国イギリスでは高評価、酷評される本当の理由など、モヤモヤが一発解決します。
カナガンの特徴
・グレインフリーの缶詰
・ドライフードは平飼いチキン65.5%使用
・公式サイトなら最大20%オフ
・カナガングループはエリザベス女王のお墨付き
・イギリスではポピュラーな商品
グレインフリーの缶詰
先ほど紹介したピュリナワンのウェットフードは穀物類入り。穀物アレルギーを持つ猫は食べることができません。
一方、カナガンのウェットフードはグレインフリーです。
なので、穀物アレルギーを持つ猫ちゃんには、カナガンのウェット(+αでドライ)がおすすめです。
原材料:チキン(58%)、チキン煮汁 (32%)、サーモン(5%)、タピオカ、サンフラワーオイル、ビタミン類、ミネラル類
※一切、穀物類は含まれていません。
ジューシーでチキンがごろっと入っているのが特徴です。
日本で、これだけチキンが入っているグレインフリーの缶詰は売られていないと思います。
ちなみに、日本ではチキン&サーモンしか買えません。本国イギリスだとたくさんの種類があります。
- カナガンのウェット全種類
-
子猫用
成猫用
シニア、去勢・避妊手術した猫
オールステージ
ドライフードは平飼いチキン65.5%使用
価格:3,960円(税抜)
容量:1.5kg
原産国:イギリス
第一原材料:平飼いチキン
穀物類:なし
芋類:使用
豆類:なし
ミール、副産物:なし
セルロース:なし
人工添加物:なし
人工酸化防止剤:なし
賞味期限:製造日から18か月
- 原材料
-
乾燥チキン(35.5%)、骨抜きチキン生肉(25%)、サツマイモ、ジャガイモ、チキンオイル(4.2%)、乾燥全卵(4%)、チキングレイビー(2.3%)、サーモンオイル(1.2%)、ミネラル類(硫酸亜鉛一水和物、硫酸第一鉄水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(A、D、E)、アルファルファ、クランベリー、タウリン、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニスの実、コロハ
- 成分
-
構成成分
粗タンパク質:37.00%
脂質:20.00%
粗繊維:1.50%
粗灰分:8.50%
水分:7.00%
オメガ6脂肪酸:2.99%
オメガ3脂肪酸:0.82%
カルシウム:1.58%
リン:1.40%栄養添加物
ビタミンA:25,000 IU
ビタミンD:1,730 IU
ビタミンE:320 IU
タウリン:2,200mg/kg代謝エネルギー(100g):390kcal
ドライフードには、乾燥チキン(35.5%)、骨抜きチキン生肉(25%)と、平飼いチキンが65.5%使われています。
(平飼いとは地面の上に放し飼いにして育てる方法。鶏が自由に動き回れるのでパワーがつき病気になりにくい健康な鶏になります)
猫は肉食で魚よりも肉が大好きなので、高タンパク質なチキンが65.5%も使われています。
袋を開けた瞬間にチキンの香りがするので、食いつきが変わります。
さらに、チキンの生肉はヒューマングレードの食品工場で加工された、人間が食べられるほど新鮮で上質なものを使っています。
(※ヒューマングレードの食品工場で加工出荷された肉を、乾燥原材料等はペットフード用に生産されたものを使用)
なお、日本ではチキンとデンタルの2種類しか買えないですが、イギリスでは全5種類あります。
- カナガンのドライフード全種類
-
■デンタル
デンタルキャットはイギリスで2019年の秋から発売された新しい商品です。
ヘルスケアサプリの「ProDen PlaqueOff(プロデンプラークオフ」とのコラボ。ターキーや天然の海藻が多く含まれ、体を綺麗にするのが目的で全年齢対応です。
1.5kgで4,960円(税別)とふつうのカナガンキャットフードより高いです。
原材料:七面鳥生肉(30%)、乾燥チキン(22.5%)、サツマイモ、ジャガイモ、乾燥七面鳥(8%)、エンドウ豆、チキンオイル(4%)、アルファルファ、乾燥卵(3%)、チキングレイビー(1.5%)、サーモンオイル(1%)、プロデン・プラークオフ、フラクトオリゴ糖、セイヨウハッカ、パセリ、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、カモミール、マリーゴールド、クランベリー、アニス、コロハ、ビタミン類(A、D3、E)、タウリン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、セレン)、メチオニン
成分:タンパク質(33%以上)、脂質(15%以上)、粗繊維(4.75%以下)、灰分(10.7%以下)、水分(8%以下)、オメガ6脂肪酸(3.5%)、オメガ3脂肪酸(0.9%)、カルシウム(1.6%)、リン(1.2%)、エネルギー(389kcal/100g)
カナガンデンタルキャットフードをレビュー|口コミ・評判は?■スコティッシュサーモン
スコットランドのサーモンをメインに使用。サーモンには消化にいい良質なタンパク質、オメガ3脂肪酸、ビタミンD、セレンが含まれています。
原材料:骨抜き新鮮スコティッシュサーモン(31%)、サツマイモ、乾燥ニシン(12%)、乾燥スコティッシュサーモン(11%)、ジャガイモ、サーモンオイル(8.1%)、乾燥白身魚(6.5%)、新鮮マス(4.65%)、サーモンスープ(2.3%)、ミネラル、ビタミン、アルファルファ、グランベリー、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、りんご、ニンジン、ほうれん草、海藻、カモミール、ペッパーミント、マリーゴールド、アニスの実、フェヌグリーク
成分:粗タンパク質(37.00%)、脂質(20.00%)、粗繊維(1.50%)、粗灰分(8.50%)、水分(7.00%)、オメガ6脂肪酸(1.33%)、オメガ3脂肪酸(3.89%)、カルシウム(1.89%)、リン(1.32%)
■カントリーゲーム
全年齢対応のカントリーゲームは鴨肉(44%)と鹿肉を使用。鉄分、ビタミンB、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸が摂取できるほか、サーモンオイルも使われています。
原材料:骨抜き新鮮鴨肉(44%)、乾燥鴨肉(10%)、サツマイモ、ジャガイモ、骨抜き新鮮鹿肉、乾燥ニシン(6%)、乾燥うさぎ肉(4%)、えんどう豆由来タンパク質、乾燥全卵(2%)、チキングレイビー (1%)、アルファルファ、サーモンオイル(1%)、ジャガイモタンパク質、ミネラル、ビタミン、クランベリー、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、りんご、ニンジン、ほうれん草、海藻、カモミール、ペッパーミント、マリーゴールド、アニスの実、フェヌグリーク
成分:粗タンパク質(37.50%)、脂質(15.00%)、粗繊維(3.00%)、粗灰分(11.00%)、水分(7.00%)、オメガ6脂肪酸(2.50%)、オメガ3脂肪酸(1.60%)、カルシウム(2.10%)、リン(1.10%)
■カナガンライト
カナガンライトはシニア向けのドライフードです。
平飼いチキンがメインと全年齢対応の商品と同じですが、比較するとカナガンライトのほうにはサーモン使用とシニア向けとなっています。
原材料:新鮮骨抜き平飼いチキン(23%)、乾燥チキン(18%)、新鮮骨抜きサーモン(16%)、サツマイモ、乾燥サーモン(10%)、ジャガイモ、乾燥全卵(3%)、チキン脂肪(2%)、チキングレイビー(2%)、アルファルファ、サーモンオイル(1%)、ミネラル、ビタミン、クランベリー、りんご、ニンジン、ほうれん草、海藻、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニスの実、フェヌグリーク
成分:粗タンパク質(37.00%)、脂質(16.00%)、粗繊維(3.00%)、粗灰分(9.50%)、水分(8.00%)、オメガ6脂肪酸(2.70%)、オメガ3脂肪酸(1.60%)、カルシウム(2.10%)、リン(1.10%)
公式サイトなら最大20%オフ
公式サイト | アマゾン | 楽天市場 | |
価格(税込) | 4,356円 | 5,060円 | 6,480円 |
送料(税込) | 704円 | 無料 | 無料 |
定期便(税込) | 3,168円〜 | なし | なし |
カナガンは公式サイトのほか、楽天市場、アマゾンで購入でき、公式サイトの定期便を利用すれば最大20%オフとなります。
また、1万円(税抜)以上の購入で送料無料となります。
カナガングループについて
カナガンはイギリスのシンプリーペットフーズ株式会社の子会社、カナガングループが企画・販売しています。
シンプリーペットフーズは「The Queen’s Award for Enterprise : International Trade 2017」を受賞。
王室御用達により1965年に設立されたQueen’s Award for Enterpriseは、英国の企業に授与される公式の賞としては最高の誉れであり、これを授与されるということは、英国における企業の競争力、繁栄、評判に不可欠である基準「最高水準の品質」を達成したことの証となります。
ドライフードのレビュー動画【参考】
ヒルズとロイヤルカナンの評判
ペット病院によく置いてあるヒルズとロイヤルカナン。獣医師さんが勧めるので、本当に良いキャットフードだと思っていました。
しかし、下記のYouTubeを見たら「どういうこと?」となったので紹介は控えます。
ただ、我が家の猫は尿石症を患ったため、ロイヤルカナンのユリナリーS/O(ドライフード)も与えています。
本当に良いキャットフードの選び方
大前提として、猫ちゃんが好んで食べくれるキャットフードが本当に良いキャットフードです。
好みがあるので、どんなに高級な餌を与えても食べてくれなければ意味がありません。
それを踏まえて、本当に良いキャットフードの選び方をご紹介します。
グレインフリーか
第一原材料が肉か
着色料不使用か
ウェットがあるか
安全なミールか
継続しやすい価格か
グレインフリーか
少数ですが、穀物類にアレルギーを持つ猫がいるので、グレインフリーか確認するのは重要です。
「猫は穀物類を消化できないから絶対グレインフリー」という声を信用しちゃダメです!
猫が消化できないのは生の穀物類。キャットフードに使われている穀物類は加熱調理されているので消化できます。
キャットフードに使用されている穀物は、消化できるように加熱調理されていますし、体内で利用できる量にとどめられているので問題ありません。
グレインフリーを推すメーカーも「猫の体にやさしい」等と宣伝しているまで。決して「猫は穀物類を消化できません!」とは宣伝していません。
しかし、口コミなどで誤った情報がたくさん出回り、「猫は穀物類を消化できない」という風になってしまいました。
グレインフリーのメリット
消化にいい
穀物アレルギーを引き起こさない
グレインフリーのデメリット
お腹が空く
価格が高い
お腹がゆるくなりやすい
病気の猫にはダメ
第一原材料が肉か
原材料は使用料の多い材料から順に記載されています。
一番最初の原材料を第一原材料といいますが、基本的には第一原材料が肉の餌を選びましょう。
“If meat and meat by-products are among the first ingredients listed, it suggests the food likely has enough animal source ingredients to provide essential amino acids and fatty acids,” says Kornreich.
「肉やミートミールが第一原材料であれば、そのフードは動物に十分なアミノ酸と脂肪酸を摂取されることができる」のです。
穀物類が第一原材料な餌も多いですが、肉多めな餌を選んであげましょう。
※特定の原材料にアレルギーがある、病気を抱えている(療法食)猫ちゃんには、第一原材料が肉でなくてもOKです。獣医師さんと相談しましょう。
着色料不使用か
着色料不使用な餌を選びましょう。
猫は視力が弱いので、見た目で判断はしません。匂いで判断をします。
それでも着色料をつけるのは飼い主のため。パッケージが華やかだと美味しそうと思っちゃいますからね。
猫が見ている世界↓
ウェットがあるか
猫は水分をあまり摂取しない動物なので、ドライフードに加え、ウェットフードも与えましょう。
4kgの猫なら、1日にコップ1杯の水分を摂取する必要があります。
しかし、我が家の猫を見る限り、あまり水を飲んでいないので、ウェットフードでカバーしています。
また、ウェットフードは総合栄養食と一般食に分かれていることを覚えておきましょう。
▼総合栄養食(主食)
そのフードさえ食べていれば栄養を摂取できる(例:ミャウミャウ)
▼一般食(おやつ的な餌)
総合栄養食と一緒に食べないとダメな餌(例:モンプチ)
分かれていることを知らずに、一般食のウェットフードのみを与えていると栄養バランスが偏るので気を付けましょう。
あとは、ドライとウェットのメーカーやブランドを統一した方が経験上、両方とも食べてくれます。
なぜなら、フードコンセプトや栄養素のバランスが同じ(似ている)なので、猫ちゃんもスムーズに食べることができます。
好き嫌いのない猫ちゃんなら気にする必要はないですが、もし迷ったらメーカーやブランドを統一してみましょう。
安全なミールか
安全なミールが使われている餌を選びましょう。〇〇ミールは粉末状の〇〇という意味です。
原材料をみて、家禽ミール、ミートミール(肉粉)、ミートボーンミール(肉骨粉)とあったら気を付けましょう。
▼家禽ミール
骨の有無を問わない清潔な肉と皮をレンダリングして乾燥させたもの、または、羽毛、頭、足および内臓は含まない家禽もしくは家禽の一部を使用したもの。
▼ミートミール
血、髪、ヒヅメ、ツノ、糞、獣皮、内臓、第一胃を除く、哺乳類動物の組織をレンダリング処理したもの。
▼ミートボーンミール
骨を含み、血、髪、ヒヅメ、ツノ、糞、獣皮、内臓、第一胃を除いた哺乳類動物の組織をレンダリング処理したもの
3つの共通点は、何の肉が使われているか分からないこと。
例えば、家禽ならニワトリ、ウズラ、アヒル、ガチョウ、チャボ、ダチョウなどの部位が使用されているかもしれません。
従って、チキンミール(鶏肉)やビーフミール(牛)など、具体的に何の肉が粉末状になったか分かるフードを選びましょう。
あと気をつける点は「翻訳」。例えばチキンミールは「Chicken Meal」「Chicken By-Product Meal」とあり、羽、頭、足、内臓を使っていないのが「Chicken Meal」です。
日本だと両方とも「チキンミール」と翻訳されるので、詳細を知りたければメーカーに問い合わせてみましょう。
継続しやすい価格か
継続しやすい価格か、お財布と相談しましょう。
例えば、最初に気に入ったドライフードが1袋5,000円(約30日分)としましょう。
すると、1年で6万円。猫の平均寿命である15年で計算すると、生涯で90万円です。
途中でお金に余裕がなくなり、例えば1袋2,500円の餌に切り替えたら、猫ちゃんはどう思うでしょうか?
猫はグルメなので「味が違う!」とすぐ気づきます。もちろん、2,500円を餌を気に入る可能性もあります。
でも、2,500円の安い餌が気に入らず、食べなかったら可哀想ですよね?
なので、15年以上、継続して買えるなという価格帯のキャットフードを選びましょう。
※安い餌を選ぶ必要はありません。買い続けられるならば何でもOKです。
本当に良いキャットフードのまとめ
まずは上記の中から、猫ちゃんに合うものを探してみて下さい。
当然、好みがあるので食べる保証は一切ありませんが…。