ベトナムの2023年の干支は猫|ねこ祭りな旧正月・春節
ベトナムの干支に猫が存在していること、知っていましたか?
ベトナムの十二支は、ねずみ、水牛、トラ、猫、辰、ヘビ、馬、ヤギ、サル、鳥、犬、豚(日本の牛、ウサギ、羊、イノシシが不在)となり、2023年は猫年なんです!
「ねこ年」のベトナム 旧正月で街は猫飾りだらけ
— AFPBB News (@afpbbcom) January 20, 2023
中国は「うさぎ年」の春節(旧正月)を迎えるが、ベトナムは「ねこ年」の旧正月「テト」に向けて準備が進められている。映像は1月17日撮影。 pic.twitter.com/T6JIxcw0P9
なのでベトナムのあちこちに猫の像や猫をモチーフにした飾りなどがあり、テト(Tet)と呼ばれる旧正月(2023年1月20〜26日)をお祝いするムードが漂っています。
ベトナのの郵便局 Vietnam Post より、2023年の干支である「猫切手」が発行されました。
— 公益財団法人 日本郵趣協会 (@kitteclub) January 7, 2023
ベトナムの十二支は日本とちょっと違い、猪(いのしし)は豚(ぶた)で、兎(うさぎ)は猫(ねこ)になっています。 pic.twitter.com/QaQvCnSKFR
なぜウサギではなく猫なのか?
諸説ありますが、ウサギの中国語の発音「mao」がベトナム語の「meo(猫)」に似ている、猫の方が身近な存在、幸運を呼ぶリトルタイガーと呼ばれている、などが理由です。
しかし、その割には日本人からするとショッキングな事実も。
ベトナムには猫食文化があります。縁起が良いのでお祝いの席で食べるそうです。しかも昔の話ではなく、今でも食べている人がいるとか…。
猫をペットとして飼うベトナム人が増加したり、動物愛護の観点から政府は「食べちゃダメ」と指示しているそうですが、中国、タイやラオスから密輸されています。
詳細は下記のニュースなどを読んで頂ければ思いますが、非常に難しいトピックです。
動物愛護の観点からいえば、豚、牛、馬、イノシシ、鳥なども食べてはダメですよね? ヴィーガンになるしかない…。
脱線しましたが、何を言いたいかというと、2023年のベトナムの旧正月は猫祭りってことです!