ペットファースト婚が新常識に?結婚相手選びでも愛犬・猫が最優先の時代へ
結婚相手を選ぶ際、「ペット好きであること」が重要な条件になりつつある。
株式会社エレメントが運営するペット保険比較サイト「ペット保険STATION」が実施した調査によると、犬や猫を飼育している人の57%が、結婚相手に対して「ペット好きであること」や「ペットとの同居を受け入れてくれること」を重視していることが分かった。
近年、ペットを単なる愛玩動物ではなく家族の一員として捉える人が増えている。調査では、犬猫飼育者の65%が「家族(子どもやきょうだい)と同じ、またはそれ以上の存在」と回答しており、現代のペットとの関係性の深さがうかがえる結果となった。
また、現在飼育しているペットについて、「結婚や交際を始める前から飼っていた」と答えた人は27%に上った。いわゆる「ペット先住組」と呼ばれる人たちで、パートナーより先にペットとの生活をスタートしているケースが少なくない。こうした背景から、恋愛や結婚においては相手とペットの相性も重要な判断材料になっているようだ。
一方、結婚や同棲を進める過程ではペットが原因となるトラブルも発生。調査では40%が何らかの問題を経験したと回答しており、「パートナーや家族のペットアレルギーが判明した」「パートナーがペットを十分に可愛がってくれない」「ペットとの相性が合わない」といった悩みが挙げられた。
新生活のスタートに伴い、ペット関連の支出も増加。「住居の購入・引っ越し・リフォーム」と「ペット保険の新規加入・見直し」がともに36.7%で最多となり、ペットと快適に暮らせる環境づくりや健康管理への意識の高さが表れる結果となった。
さらに、結婚式や新婚旅行にもペットを参加させたいという意向が広がっている。「リングドッグなどの挙式参加やペット同伴のハネムーンをしたい、または検討したい」と回答した人は41%に達し、人生の節目を愛犬や愛猫と共に過ごしたいと考える人が増えていることが分かった。
ペットを家族として迎え入れる価値観が定着するなか、結婚や住まい選び、旅行、保険といったライフイベントにも大きな影響を与えている。ペットと共に人生を歩むことを前提とした「ペットファースト」の考え方は、今後さらに広がりを見せそうだ。
(C)エレメント

