冷却ロボット「猫舌ふーふー」が中国の国際デザイン賞受賞
ロボットやIoTプロダクトの開発を手がけるユカイ工学株式会社は2026年3月5日、同社が販売する小型ロボット「猫舌ふーふー」が、中国の国際デザイン賞「Design Intelligence Award(DIA 2025)」で受賞したと発表した。
DIAは中国美術学院と中国工業デザイン協会が主催し、浙江省政府が後援する大規模なデザインアワードで、2015年に創設された。2025年は52の国と地域から1,600社以上が参加し、機能性や美しさ、社会的影響など多角的な観点から審査が行われた。「猫舌ふーふー」はプロダクト部門「Life Wisdom」カテゴリーで佳作にあたるHonorable Mention Awardに選出された。
「猫舌ふーふー」は、熱い食べ物や飲み物を冷ますことに特化したロボットで、カップや皿の縁に取り付けると小型ファンでやさしい風を送り、「ふーふー」と冷却する仕組み。しっぽ部分のボタンを長押しすることで作動し、約5分で自動停止する。厚さ2〜6mmの食器に対応し、マグカップやスープ皿のほか、平皿にも使用できる。
USB Type-Cによる充電式で、1回の充電で約60分使用可能。内部モジュールは取り外しでき、シリコン外装は水洗いにも対応するなど、日常使いを想定した設計となっている。
同製品は2025年7月の発売以降、キッズデザイン賞やグッドデザイン賞、米誌TIMEの「BEST INVENTIONS OF 2025」など国内外で評価を受けており、今回の受賞でその実績をさらに積み重ねた形だ。
開発の背景には、子育て中の家庭で日常的に行われる「食べ物を冷ます行為」への着目がある。子どもだけでなく大人にも多い“猫舌”の悩みを解消したいという発想から生まれた。丸みのあるフォルムや猫を思わせるデザインも特徴で、カップにしがみつくような愛らしい姿がユーザー体験の一部として設計されている。
(C)ユカイ工学


