猫アレルギーでも飼える猫12種|少ないアレルゲンであるべし
猫アレルギーですが、猫を飼いたいです。
そもそも猫アレルギーとは?
猫アレルギーでも飼えそうな猫(アレルゲンが低い)は、スフィンクス、デボンレックス、コーニッシュレックス、オリエンタルショートヘア、シャム、ベンガル、オシキャット、ロシアンブルー、ラパーマ、バリニーズ、サイベリアン、ジャバニーズです。
この記事を読めば、アレルギーでも飼えるであろう猫の種類に加え、猫アレルギー対策方法・グッズの知識も身につきます。
なお、猫アレルギー持ちでも飼うと決めたのであれば、最後まで責任を持って一緒に生活しましょう。途中で投げ出すくらいならば初めから諦めた方が互いのためです。
猫アレルギーの原因と症状
原因
猫アレルギーを引き起こす原因は猫の唾液、汗、尿、フケに含まれているあれタンパク質(アレルゲン物質)です。
抜け毛の多い猫だと、そこらじゅうに猫アレルギーを引き起こすかもしれない物質が蔓延していることになります。
症状
花粉症や風邪みたいに軽い症状のものから、命に関わる重い症状まであります。
■主な症状
喘息
鼻水
くしゃみ
喉が痛い
咳がでる
呼吸困難
蕁麻疹が出る
目が痒い、充血
皮膚が痒い、腫れる
アレルギー反応が強すぎると、アナフィラキシーショックで命を落としかねません。
猫アレルギーでも飼える猫12種!少ないアレルゲンであるべし
低アレルギーの猫をハイポアレジェニックキャット(hypoallergenic cat)と呼び、特徴は2つあります。
・猫アレルギーを引き起こす原因のアレルゲン物質の量が少ない
・毛に溜まったアレルゲン物質を簡単に取り除くことができる
無毛
スフィンクス
抜け毛が少ない猫どころか、カナダ生まれのスフィンクスは毛もヒゲもありません。
ただ、寒さに弱いので暖かい環境で飼いましょう。
超短毛
コーニッシュレックス
イギリス生まれのコーニッシュレックスは全身を覆う巻き毛が特徴。巻き毛なので毛が抜けにくいです。
オリエンタルショートヘア
アメリカ生まれのオリエンタルショートヘアの祖先はシャム。タンパク質の生産量が少ないと言われています。
シャム
タイ生まれのシャム(海外ではサイアミーズ)はサファイヤブルーの瞳が綺麗ですね。
短毛なので簡単にブラッシングでアレルゲン物質を取り除くことができます。
ベンガル
ベンガルは野生のヤマネコと短毛のイエネコを組み合わせたアメリカの猫です。
運動量は多いですが、毛の抜ける量は少ないです。
オシキャット
オシキャットはアメリカ生まれ。野生的な見た目ですが、ヤマネコの血は入っていません。タンパク質の生産量は少ないです。
ロシアンブルー
ロシアンブルーについては下記の記事をお読みください。
デボンレックス
イギリス生まれのデボンレックスは縮れ毛なので毛が抜けにくいです。また、その縮れ毛からプードルキャットと呼ばれています。
ジャバニーズ
ジャバニーズは原産国のアメリカでもあまり見かけられないレアな猫です。
尻尾がモフモフしていますが、毛は抜けにくいので猫アレルギーになりにくいです。
長毛
ラパーマ
ラパーマはアメリカで突然変異により誕生した猫。巻き毛なので抜ける毛の量は少ないです。
バリニーズ
シャムから突然変異で生まれた猫。シャムよりは毛がモフモフしていますが、タンパク質の生産量が少ないので安心です。
サイベリアン
サイベリアンはロシアの猫。モフモフしていますが、バリニーズと同じでタンパク質の生産量が少ない猫です。
猫アレルギー対策グッズ
アレルゲンを減らすドライフード
猫アレルギーの原因物質を中和し、猫の被毛やふけに付着する猫アレルゲンを減らす「ピュリナ プロプラン リブクリア」や、アレルギー用の療法食「和漢みらいのキャットフード」などがあります。
除菌スプレー
ペットがなめても大丈夫な除菌スプレー、カンファペットはおすすめです。
全自動除菌ロボット
AI搭載の全自動除菌ロボット「ROCKUBOT」は化学薬品不使用なのでペットにも安心です。
空気清浄機
掃除機
コロコロ
クイックルワイパー
猫アレルギー持ちの予防方法
一緒に寝ない
残念ですが、猫と一緒に寝るのはやめましょう。
ベッドルームに入れない
猫を日中、ベッドルームに入れないようにしましょう。
手洗い
猫を触ったらすぐに手を洗いましょう。
猫を洗う
定期的に猫を洗いましょう。大半の猫は嫌がるでしょうが…。
寝具を洗う
猫の一緒に寝なくなっても、イエダニや猫アレルゲンを落とす為、月2回は寝具を洗いましょう。
猫アレルギーでも飼える猫12種のまとめ
スフィンクス、デボンレックス、コーニッシュレックス、オリエンタルショートヘア、シャム、ベンガル、オシキャット、ロシアンブルー、ラパーマ、バリニーズ、サイベリアン、ジャバニーズなら、猫アレルギーを持っている方でも飼いやすいでしょう。
ちなみに私は今のところ猫アレルギーはありませんが、体質の変化で猫アレルギー持ちになる可能性もあるので、定期的に検査を受けるようにしています。