猫咬傷を否定|ミシュラン認定ラーメン店「蔦」の大西祐貴氏が急死
「Japanese Soba Noodles 蔦」のオーナーシェフ、大西祐貴さんが2022年9月23日、亡くなりました。43歳でした。
2016年にラーメン店として初めてミシュランガイド東京に掲載され、2019年まで一つ星をキープしていました。
2022年9月14日に「昨晩愛猫に左手を本気で咬まれ、今朝起きたら腫れていて激痛です。 湯切りと鍋を持つことが困難だったので、おやすみしとりあえず今から皮膚科に行ってきます」と投稿し、10日後に亡くなってしまいました。
この投稿により「死因は猫咬傷」という憶測が流れましたが、お店の関係者が否定しています。
また、同店の関係者がORICON NEWSの取材に応え、一部ニュースで「猫に咬まれ」などと報じられたことを「まったくの事実無根」と否定した。
ただ、ペット咬傷により亡くなる方がいるのは事実です。
米国では、約6200-6800万匹の犬がペットとして飼われているとされています。この犬によって、年間で約470万人以上がかまれているとされています。この内、年間で約80万人が医療機関を受診しているとされていますが、こどもが半数を占めていると考えられています。米国では、年間で約12人程度の死亡者があります。
主には犬ですが、アメリカでは年間で約12人ほどが亡くなるそうです。
犬や猫に咬まれて感染・発病することがある微生物は多くあります。パスツレラ菌(Pasturella multocida 等)や黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus )、連鎖球菌、コリネバクテリウム、Eikenella corrodens 、カプノサイトファーガ-カニモルサスなど多数あります。破傷風や狂犬病の心配もあります。
また、犬や猫に咬まれることで、パスツレラ菌、黄色ブドウ球菌、連鎖球菌、コリネバクテリウム、破傷風や狂犬病にかかることも。
咬まれた部位をよく洗浄することが重要です。応急処置として水道水でキズをよく洗い流して、できるだけ速やかに形成外科を受診してください。出血が多い場合は、強く押さえて、すぐに形成外科か、救急対応をしている病院を受診してください。国内でイヌに咬まれた場合は狂犬病を心配する必要はありませんが、海外で咬まれた場合は、イヌに限らず注意が必要で、すぐに医療機関や保健所に相談してください。
もし、犬や猫に咬まれてしまったら、とにかく咬まれたところをよく洗浄し、できるだけ早く形成外科で診てもらいましょう。
亡くなった原因は分からないですが、43歳は若すぎます…。
たぶん猫ちゃんは噛んで遊んでいただけだと思うので、大西さんがいなくて寂しがっているでしょう…。
心よりご冥福をお祈りいたします。