日本酒応援ソングつき純米酒 「サビ猫ロック」が猪又酒造から発売

猪又酒造の純米酒「サビ猫ロック(720ml)PHASE2」が2023年8月8日に発売されました。価格は赤サビが1,793円(税込)、黒サビが1,991円(税込)、銀サビが2,750円(税込)です。
サビ猫ロックにはシンガーソングライターのUinaさんが制作した公式ソングをダウンロードできるQRコードがついてきます。

日本酒は海外では「SAKE」と呼ばれ、2021年1月から12月までの輸出金額は約402億円となり、主に中国やアメリカで人気。そのキッカケは2013年に和食がユネスコ無形文化財遺産に登録されたこと。和食とのペアリングで人気が広がり、今では世界各国の料理に合わせて楽しまれています。
一方、国内では海外ほどの人気はなく、何百年もの歴史に幕を閉じる酒蔵が急増し、日本酒の製造免許を持っている酒蔵は全国に1,550場でしたが、50年前の昭和45年(3,533場)と比べて半分以下まで減少しました。

Uinaさんは日本酒を盛り上げたいと日本酒シンガーとして活動。2019年から全国の飲食店で、食と酒と音楽の三位一体のライブイベントを開催。Uinaさんの地元・山口県を代表する日本酒「獺祭」のイメージソングを制作し、2017年に旭酒造公認でリリースしています。
2023年8月、新潟県糸魚川市にある猪又酒造の純米酒「サビ猫ロック」の公式ソングを制作。世界猫の日の8月8日にラベルにあるQRコードから曲がダウンロードできるサビ猫ロックの販売がスタートしました。
サビ猫ロックは猪又酒造の看板猫「あんこ」がモデルの、猫と音楽と日本酒を愛する人々に捧げるオルタナティブ純米シリーズの商品。斬新なアイデアとラベルが話題となり、2016年の発売初年度は限定1,000本が1週間で完売してしまった人気の日本酒です。
今回の公式ソング制作のきっかけは、猪又酒造とのコラボレーションライブイベント。ステージドリンクとして振る舞われたサビ猫ロックの味わいに魅了され、すぐに社長に掛け合って曲を作ることになりました。

最初の一杯にはハードルが高いイメージがある日本酒ですが、音楽と日本酒のマリアージュでそのイメージを払拭できたらいいな、と曲を聴きながら強く感じています。(猪又酒造代表)

サビ猫ロックをステージで一口飲んだ瞬間、演者のボルテージが上がったことを覚えています。お酒を飲むから歌いたくなるのか、音楽を聴くから酔いどれるのか、もはやどちらがどちらではなくワクワクを届けたい気持ちは両者共通だと制作を通して感じました。ぜひ、『サビ猫ロック』を聴きながらサビ猫ロックをたしなんでほしいです。(Uinaさん)
■サビ猫ロック
https://www.tsukimizunoike.co.jp/item/item_cat/tortoiseshell-cat/
■公式ソング配信サイト
https://linkco.re/UHhfhpnb
©️Uina Sound on-Demand、猪又酒造