猫壱代表「商品開発に集中できる」 MOON-Xと共創型M&Aで統合
猫壱とMOON-Xは2023年8月29日、同年8月をもって共創型M&Aによる統合を完了したと発表しました。
共創型M&A:大が小を飲み込むM&Aではなく、お互いの強みを持ち寄り、ONE Teamとなってブランドの更なる飛躍と継続的な成長を目指す、MOON-Xが提唱するM&Aのアプローチ。
猫壱のもの作りへの想いを大切に守りながら、猫の一生に寄り添う商品開発に集中できるように、管理・物流体制・ECやデジタル領域におけるMOON-Xの豊富なノウハウを活用し、より一層「猫とあなたに幸せな暮らし」への提供に注力していきます。
猫壱はダンボール素材のつめとぎ「バリバリシリーズ」、磁器製のフードボウルやウォーターボウルを取り揃えた「ハッピーダイニングシリーズ」、猫が嫌がる前にスパッと切れる「爪切り」などを展開しているメーカーです。
■竹内淳さん(猫壱代表)
創業当時お客様を知るために毎週末店頭に立ち推奨販売をしていました。その時に多くの方から「うちの猫にぴったりの商品がない、ほしいと思える商品がない、だから消去法で商品を選んでいる」という声を聞きました。その声を聞き、とても悲しい気持ちになると同時に「猫が喜ぶ本物の商品を作りたい!」という強い決意が生まれました。脚付フードボウルに始まり、猫が嫌がる前にスパッと切れる爪切り、バリバリボウル爪とぎ、一品一品、猫と、猫と暮らす方に長くご愛用いただける商品の開発に取り組んできました。
しかしながら、会社の成長とともに商品の開発以外の業務が増え、自分自身が猫とお客様に向き合う時間が段々と減っていき、それ以外の会社の管理に費やす時間が増えていき、このままではいけないと思っていました。
そのような中で代表取締役CEOの長谷川氏、MOON-Xと出会い、猫壱が目指す姿、それを実現するために乗り越えなければならない課題について何度も何度も一緒に議論を重ねました。MOON-Xに支援いただくことで猫壱の管理・物流体制・システムをより盤石なものにしていき、これまで以上に商品開発に集中できるための体制を築いていけると確信し、統合を決断いたしました。猫壱の商品作りに対する姿勢、理念をこれからも大切に守り、MOON-Xが持つ組織体制、ECやデジタル領域におけるノウハウ、これまでの他カテゴリーで培った知見を活かし、世界中の「猫とあなたの幸せな暮らし」の実現に貢献してまいります。
■長谷川晋さん(MOON-X代表)
竹内御兄弟と社員の皆様が、大切に育ててこられた「猫壱」ブランドをMOON-Xグループにお迎えすることができ、大変嬉しく思っております。
当社では「Consumer is Boss」をコーポレートバリューに掲げ、常にお客様目線で考え、行動することを大切にしております。猫壱は、商品を実際に使う猫と、猫と暮らす人々の幸せを、文字通り「壱番」に考えて取り組んできた、特別な存在です。両社に共通するお客様を大切にする姿勢をこれからも守りつつ、お互いが持っているユニークな強みを持ち寄り、さらなるブランドの飛躍と世界中の「幸せな猫と人の暮らし」の実現を目指します。
そして、日本にはまだまだ、お客様に愛され、大きく成長する可能性を持った素敵なブランドが沢山あります。MOON-Xは今後も、そのようなブランドを“共創型M&A”を通じてエンパワーする中で、お客様の生活を豊かにし、日本経済の発展に寄与してまいります。
■猫壱
https://www.necoichi.co.jp/
■MOON-X
https://www.moon-x.com
©️猫壱