キャットフードがフェレットフードの代用になる理由
キャットフードをフェレットに与えている飼い主がいること、ご存知でしょうか。
カナガンの缶詰について調べていたところ、ツイッターで猫缶を食べるフェレットの投稿がありビックリしました。
お試しでもらった
— は る ◡̈ * ビションフリーゼ (@sasa_8x) February 5, 2017
カナガンの缶詰!
ふやかしのご飯かけたらつくねだけ食べてくれました(´∵︎`)! pic.twitter.com/fk6WIfNjTt
猫とフェレットが必要とする栄養素が似ているので、キャットフードを代用しても問題ないらしいです。だからといってフェレットフードを猫に与えてはダメですよ!
今後、フェレットを飼うかは分かりませんが、いちおうキャットフードを代用する際の注意点を調べてみました。
キャットフードがフェレットフードの代用になる理由
フェレットに必要な栄養素はタンパク質が34〜36%以上、脂肪が18〜20%以上といわれており、キャットフードはその基準を満たしているので代用しても問題ないようです。
ドッグフードは成分が違いすぎるのでNGです!
キャットフードをフェレットフードに代用するときの注意点
大前提として、猫とフェレットでは体のサイズが違うので、注意してキャットフードを与えないと体調を崩してしまいます。
フェレットの腸の長さは10〜15センチに対し、猫は30〜40センチなので、フェレットは1日6〜7回ウンチをするそうです。猫は1日1〜2回なので排便の回数に大きな違いがあります。
栄養がとれない
フェレットはすぐにウンチをするので、キャットフードだと栄養を十分に摂取できない可能性があります。
キャットフードがフェレットの腸内にとどまる時間が短いということは、全ての栄養を吸収する前にウンチとなって出てしまうということです。
グレインフリー
フェレットは炭水化物を消化できないので、炭水化物を含むコーンや穀物類が使われていないグレインフリーを選びましょう。
成猫用フードは避ける
成猫用フードはフェレットが必要とするタンパク質と脂肪を十分に含んでいないので、高タンパク質で高脂肪の子猫用フードを与えましょう。
フェレットは魚を食べない
フェレットは魚を食べないので、主原材料が肉(チキン、ビーフ、ラムなど)のフードを選びましょう。
キャットフードのサイズ
ドライフードにしろウェットフードにしろ、キャットフードのほうが大きいので注意が必要です。
ドライフードなら半分にしてあげたり、ウェットフードなら鶏肉などをより小さくしてあげないと、喉につっかえてしまいます。
ドライフードの固さ
猫のドライフードのほうが、フェレットのドライフードより固いので柔らかくする必要があります。
また、1粒1粒に色々と凝縮されているので、できれば粉々してフェレットに与えるのがいいと思います。
キャットフードをフェレットフードに代用するのはNG
フェレットフードが存在しないのでキャットフードを与えているなら理解できますが、フェレットフードはフェレットフードでたくさんの種類があります。
猫には猫専用の餌、フェレットにフェレット専用の餌がベストなので、キャットフードをフェレットフードに代用するのはあまり良くないと思います。
しかし、フェレットフードは気軽にスーパーやコンビニで買えるものではないので、どうしてもフェレットにあげる餌がない時はキャットフードを代用してもOKだと思います。