人間の読み書き能力が上がる?英の中学生が保護猫へ読み聞かせ
英ガーンジーの中等学校に通う生徒たちが、島内の動物保護施設で猫に本を読み聞かせることで、読み書き能力の向上に取り組んでいる。BBCニュースが2026年3月20日に報じた。
レス・ボーカンプス校の生徒たちは、保護猫の「ミスターB」に本を読み聞かせている。ミスターBは高血圧を患った野良猫として発見され、その影響で視力を失ったという。参加した生徒のネヴァさんは「とても素晴らしい体験です。彼はとても落ち着いていて、喉を鳴らしていました」と話した。
同校のインクルーシビティ担当マネージャー、リサ・ハーヴィー氏は「声に出して読むことは流暢さの向上に大きく役立ちます。また、社会的なコミュニケーション能力や対人スキルの向上にもつながります」と説明する。
一方、動物保護施設GSPCAの猫舎責任者アンナ・ペイント氏は、「猫たちはこの時間を楽しむ傾向があり、多くの場合、ケージの前に集まって静かに座っています」と猫にも良い影響を与えていると指摘。また、「ミスターBは目が見えませんが、音を聞くことができるため、子どもたちとの交流を楽しんでいます。読み聞かせの声のトーンも静かで穏やかなので、リラックスできるのです」と述べた。
この取り組みは、同校で以前から実施している動物介在療法の一環として始まった。ハーヴィー氏は「週に何度か訪れるセラピードッグの活動が非常に成功していたため、それを発展させる形で猫への読み聞かせを導入しました。これも大きな成果を上げています」と話している。
元記事:Students improve skills by reading to rescued cats
※アイキャッチ画像はChatGPTで生成


