シーバの原産国が変わった|体に悪いという口コミは本当?
シーバの原産国が変わるとどうなる?
シーバは猫の体に悪い?
シーバの原産国が2019年にカナダからタイに変更。レシピが変わったことで、食べなくなった猫もいるようです。
また、シーバは猫の体に悪くはないですが、おやつ的な感じであげると良いでしょう。
シーバデュオの口コミ・評判
シーバを食べない
シーバしか食べない
原産国の変更でシーバデュオを食べなくなった猫が続出
口コミにもありますが、2019年の春ごろにシーバデュオの原産国がカナダからタイに変更となりました。
原産国がタイという餌はたくさんあるので、その点は問題なしですが、レシピが変わったことで食べなくなった猫が増えたようです。
カナダ産のシーバを食べていなかった猫は、気にすることなく食べているようですが…。
シーバデュオのタイ産とカナダ産の原材料を比較
タイ産の「鶏ささみ味と海のセレクション」を買ってきました。
タイ産の原材料:肉類(チキンミール、家禽ミール、牛・羊副産物、チキンエキス、ささみエキス等)、穀類(とうもろこし、米、小麦等)、油脂類、酵母、魚介類(かつおエキス、ひらめエキス、ほたてエキス、まぐろエキス等)、野菜類(にんじん、じゃがいも、いんげん)、チーズパウダー、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(Ca、Cl、Cu、I、K、Mn、Na、Se、Zn)、アミノ酸類(タウリン)、着色料(カラメル、青2、赤102、黄4)、酸化防止剤(BHA、BHT、クエン酸)、香料
カナダ産の原材料:肉類(チキンミール、豚副産物、チキンエキス、ささみエキス等)、穀類(とうもろこし、米、小麦等)、油脂類、酵母、魚介類(かつおエキス、ひらめエキス、ほたてエキス、まぐろエキス等)、チーズパウダー、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(Ca、Cl、Cu、I、K、Mn、Na、Se、Zn)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、着色料(赤40、カラメル色素、酸化鉄)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸)、香料
タイ産とカナダ産の違い
カナダ産:着色料(赤40、カラメル色素、酸化鉄)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸)、香料
↓
タイ産:着色料(カラメル、青2、赤102、黄4)、酸化防止剤(BHA、BHT、クエン酸)、香料
カナダ産には天然素材の酸化鉄、ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物を使用。一方、カナダ産には合成添加物のBHA、BHTを使用しています。
着色料は天然でも人工でもそもそもキャットフードに不要です。猫は見た目ではなく嗅覚で判断するため着色する必要はない…。
着色する理由は、飼い主に対して「美味しそうでしょう?」とアピールするためです。
シーバデュオのカナダ産とタイ産の成分を比較
タイ産:タンパク質30%以上、脂質17%以上、水分12%以下、灰分10%以下、粗繊維5%以下、エネルギー405kcal/100g
カナダ産:タンパク質30%以上、脂質17%以上、水分12%以下、灰分10%以下、粗繊維5%以下、エネルギー405kcal/100g
変わってませんでした。
カロリーは「運動量の少ない室内猫」や「シニア猫」にとっては高カロリーですが、「成長期の猫」や「運動量の多い若い猫」にとっては適量だと思います。
ヒルズサイエンスダイエットの室内猫用は315カロリー、ロイヤルカナンのインドアキャット用は375カロリー。
グレインフリーのカナガンデンタルは389カロリー、ピュリナワンは413カロリーです。
シーバデュオの気になるところ
とろっ。
とろっ。
猫ちゃんの舌の温度でとける、独自のクリーム層。素材を何度も裏ごしし、滑らかでクセになる食感に。
これが美味しさの秘訣だとは思いますが、具体的に何がどうなってクリームになったかの説明がないのは、ちょいと不安です。
穀物類
猫は穀物類を消化するのが苦手といわれています。
しかし、キャットフードに使用されている穀物類は加熱処理がしてあるので、猫が食べても問題ありません。
しかも、シーバデュオの第一原材料は肉類となっているので一安心です。
原材料は最も多く含まれている原材料順に記載されています。
もし原材料をみて、一番最初に「穀物類」とあったら、その餌は避けた方がいいと思います。
肉類
タイ産のをみると、肉類のなかに「チキンミール、家禽ミール、牛・羊副産物、チキンエキス、ささみエキス等」とあります。
気になるのはミールや副産物です。
ミールや副産物は、人間が食べられない部分(内臓や羽根)から、猫が食べられない部分を除いた部分をミックスして作られます。
最悪な業者だと悪質な肉(4Dミート)を混ぜるという最悪なことをしますが、製造会社は100年以上の歴史を持つマース。そんな悪行はしないかと。
マースのメインブランドは、カルカン、アイムス、ペディクリー(ドッグフード)や、お菓子だとスニッカーズやM&M’sです!
シーバデュオは猫の体に悪いのか?
シーバデュオは総合栄養食ですが、主食として与えるのはオススメしません。
猫によっては「シーバしか食べない」状態になるので、オヤツとして与えることをオススメします。
シーバデュオは、人間でいうジャンクフードてきなキャットフードだと思います。
例えば、マクドナルドのハンバーガーを主食としてもいいですが、健康にいいとはいえません。
また、パッケージには「総合栄養食なので主食としてはもちろん、おやつ、トッピングとしても使い方は自由自在」と記載されています。
主食にもオヤツにもなるという時点で矛盾している感はありますが、オヤツとしてあげるか、何も食べてくれない時に与える程度がいいと思います。