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動物好きならペット業界に転職すべき？主な職種を紹介

編集長

ペット業界に転職したいけど、どんな仕事がある？

ペット業界といっても幅広く、ぱっと思いつくのはペットショップやペットメーカー。あとは動物看護師・介護士、トリマー、ホテル、アニマルセラピスト、ペット保険などです。

コロナの影響もありペットの業界は著しく成長しています。そんなペット業界の仕事の種類、仕事内容や待遇などをご紹介します。

目次

ペット市場の成長率
ペットショップ
ペットメーカー
ペット用品ECサイト
トリマー
ペット保険
猫カフェ
ペット医療
- 動物介護士・看護師
- アニマルセラピスト
まとめ

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ペット市場の成長率

2021年2月8日に矢野経済研究所が発表した「2020年度のペット関連総市場規模は前年度比3.4％増の1兆6,242億円と伸長の見込」によると、2019年度のペット関連総市場規模は小売金額（末端金額）ベースで1兆5,705億円と推計されました。

コロナでステイホームが続き、必然的にペットと過ごす時間が増えたことによる飼育者需要が拡大ことなどから、2018年度比103.4％という結果に。

また、2020年度は1兆6,242億円となる見込みで、2021年度は1兆6,543億円、2020年度は1兆6,873億円となると予想されています。

つまり、今後もペット業界は成長していくということです。

ペットショップ

ペットショップ

月給22〜30万円

ペットショップでの仕事は多岐に渡ります。

お客様へ動物の販売・相談・商品提案、動物のお世話や健康管理、商品の検品・品出し・配送梱包作業・レジ業務など。

動物の魅力だけ伝えていれば良いわけではありません。お客さんはペットに関することなら何でも知っていると思って来店します。

ペットフードなら原材料や成分について聞かれたら、答えなければいけません。

答えられないと「知識のないスタッフが与えている餌を食べている動物は嫌だ」と思われる方もいるかもしれません。

また、食事や排泄の世話、ブラッシングや爪切り、ケージの掃除や消毒などは徹底的に行わないとダメです。

「ペットを飼っていて慣れているから大丈夫」と思っている方は注意が必要です。

飼っている動物とペットショップの動物は違います。ペットショップは動物を商品として売るので、より徹底した健康管理が求められます。

しかも、ペットショップには複数の動物がおり、体を一日中うごかすことになり、とてもハードな仕事です。

さらに、基本的には土日祝日にお客さんが集まるので、休みは平日ということが多いです。店舗によりますが、「土日祝日は絶対に休みが良い」という方には向いてないです。

とはいえ毎日、可愛い動物と触れ合えるので、嫌なことがあっても吹っ飛ばしてくれるでしょう。

ペットメーカー

年収400〜700万円

ユニチャーム、いなば、ライオン、アイリスオーヤマ、マルカン、ペティオ、アースペット、ドギーマンハヤシなど、ペット事業のみを展開している企業もあれば、展開している一つの事業がペットという企業もあります。

主な業務としては一般的な企業と変わらず、営業、マーケティング、商品開発、経理、エンジニアなどです。

ペットフード作りをしたければ商品開発になりますが、専門的な知識が求められる為、誰でも就けるわけではありません。

ユニチャームだと「開発業務（製品設計や、試験プロトコールの作成など）の経験が3年以上」「論文を読む習慣がある方」としています。

日本のペット用品は海外でも高い評価を得ているため、英語のみならず他の言語も使えることを条件に、営業やマーケティングの求人を出している企業もあります。

また、営業からマーケティングに部署移動など大手企業になればなるほど、業務が転々と変わることもあります。

ただ、給料は他の職種（ペットショップやトリマーなど）に比べると高いです。親会社の状況（いなばペットフードならいなば食品）を見て決めるのもありです。

ペット用品ECサイト

ECサイト

月給22〜30万円

ペット用品を扱うECサイトは、楽天市場やアマゾンへの出店、ウェブページの編集・更新、新製品登録、在庫の管理、バナー制作、メルマガ・SNS発信、問い合わせ対応などの業務があります。

バナー制作やウェブページの編集・更新をするため、フォトショップ、イラストレーター、HTML、CSSなどの知識を求める企業が多いです。

ペットに関する知識も必要ですが、何方かと言えばデザイン制作からコーディングまでできるスキルのほうが求められます。

ペット専門のECサイトを運営している企業だと「犬猫忌引休暇」「ペット同伴出勤可」「ペット愛護手当」などの制度があります。

また、ペットショップとは違い、オンラインのお客様との対応になるので、土日祝日は休みのところが多く、しっかり休むこともできます。

トリマー

犬のトリミング

月給18〜25万円

働く場所はトリミング専門店またはペットショップ内です。

先ほどペットショップ店員の業務は多岐にわたると説明しましたが、トリミングは資格が無いとできません。

例えば、「Bow Wow Club」は「トリマースクールもしくは専門学校の卒業または同等の資格を持つ方」を応募条件としています。

ただ、トリミングといえば犬。猫のトリミングもありますが、基本は犬ということを覚えておきましょう。

ペット保険

保険代理店

月給20万円〜

ペットブームによりペット保険に加入する飼い主が増えています。

ペットメディカルサポート株式会社だと、請求査定部門、新規加入査定部門、事務センター、事務スタッフなどの求人があり、月給20万円から。

保険のスタッフは、ペットの怪我や病気の知識のほか、保険全般の知識が必要。また、ペットは健康保険がないので医療費が高い旨などを丁寧に説明する必要も出てきます。

「腎不全だと治療費が60万円もかかりますが、月1,000円の保険に加入いただければ、治療費が5万円になります」など具体的に数字を出して、お客様を納得させるトークスキルも求められます。

ペット業界といえばペット業界ですが、ほぼ保険業界。

もともと保険会社で働いていてペットを飼っている人にはおすすめですが、ペットと触れ合いながら仕事をしたい人には不向きです。

猫カフェ

猫カフェ

月給20〜30万円

猫カフェの運営スタッフになれば、猫と毎日ふれあうことができます。

猫カフェ「MOCHA」の求人を例にすると、給与は正社員で20〜50万円。業務は受付・接客、猫の世話、店内の清掃、事務処理など。勤務形態はシフト制です。

メインは受付・接客となり、お客様に猫の種類や名前の紹介、触れ合い方の説明をします。初めての方はどうやって猫カフェを楽しめば良いか分からないため、丁寧に説明する必要があります。

また、猫カフェは飲食ができる「カフェ」なので、店内が猫臭いとお客さんは嫌がります。なので、店内の掃除は徹底的にしなければなりません。コロナなので尚更ですね。

さらに、知らない人が猫を触ることになるので、猫も綺麗にしないとダメです。定期的に爪切りやブラッシングをして、猫もお客様も気持ち良く過ごせる環境作りをしましょう。

ペット医療

獣医師

動物介護士・看護師

月収15〜20万円

獣医師のお手伝いをするのが動物介護士や看護師の仕事です。

待遇は病院の規模によって異なりますが、東京の大きな病院なら月収20万円以上、田舎だと15万円ほど。

最近はペットも長生きするので介護士の需要は高まっています。ただ、ペットの介護も人間同様かそれ以上に大変なので体力も必要になります。

アニマルセラピスト

月収15〜20万円

アニマルセラピストとは、例えば介護施設にペットを連れて行って、入居者の方々と触れ合ってもらい精神的な安らぎを提供するのが仕事です。

まとめ

ペット業界と言っても様々な仕事があり、ペットが好きだけで務まる仕事は一つもありません。

ただ、ペット好きが自然と集まるので、全く興味のないことを仕事にするよりは、楽しいでしょう。

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