Q
<景品表示法に基づく表記>本サイトには広告が含まれている場合があります。

本サイトにはアフィリエイト広告、商品プロモーションが含まれている場合があります。消費者庁が問題としている誇大な広告や表現にならないよう配慮しておりますのでご安心ください。

豆知識
PR

猫の去勢・避妊手術完全ガイド|時期・費用・メリット・デメリットを解説

子猫
編集長

「去勢・避妊手術は本当に必要?かわいそうじゃないの?」という声をよく聞きます。しかし実際には、手術は猫の健康寿命を延ばし、問題行動を減らし、不幸な命が生まれることを防ぐ、猫のためになる選択です。この記事では手術の必要性・適切な時期・費用・術後ケアまで、知っておくべきすべてを解説します。

広告

去勢・避妊手術とは?手術の内容と違い

去勢手術と避妊手術はそれぞれ異なる手術です。どちらも全身麻酔下で行われる手術で、日帰り〜1泊入院が一般的です。

手術名対象手術内容手術時間目安入院の目安
去勢手術(Castration)オス猫精巣を両側摘出する手術15〜30分日帰り〜1泊
避妊手術(Spay / OHE)メス猫卵巣(+子宮)を摘出する手術30〜60分1〜2泊

メス猫の避妊手術には「卵巣のみ摘出」と「卵巣+子宮を摘出(OHE)」の2種類があります。現在の獣医学的推奨は「卵巣+子宮の同時摘出」で、子宮蓄膿症・子宮腫瘍のリスクをゼロにできます。

どちらの手術も全身麻酔が必要なため、手術前に血液検査(麻酔リスク評価)を行うことが推奨されます。

去勢・避妊手術のメリット(オス・メス別)

オス猫の去勢手術のメリット

  • スプレー行動の防止・軽減:発情期に縄張りを示すためのマーキング(スプレー)は強烈な臭いがあります。去勢手術により約90%のオス猫でスプレー行動が消失または軽減します。
  • 攻撃性・徘徊行動の低下:テストステロン(男性ホルモン)が減少することで、喧嘩・縄張り争い・夜鳴きなどが落ち着く猫が多いです。
  • 精巣腫瘍・前立腺疾患のリスクをゼロに:精巣を摘出するため、精巣腫瘍・前立腺肥大・前立腺嚢胞などのリスクがゼロになります。
  • 発情期のストレス軽減:交尾できない状態でのホルモン的な欲求不満がなくなります。

メス猫の避妊手術のメリット

  • 乳腺腫瘍の発症リスクを大幅低減:初発情前に避妊手術を行うと、乳腺腫瘍の発症リスクを91%低減できるという研究データがあります。1回目の発情後では79%、2回目の発情後では26%と、手術が遅れるほど効果が低下します。
  • 子宮蓄膿症・卵巣腫瘍のリスクをゼロに:子宮蓄膿症は命にかかわる重篤な疾患で、中高齢の未避妊メス猫に多く見られます。避妊手術(子宮摘出含む)でこれらのリスクが完全になくなります。
  • 発情期の鳴き声・ストレスの解消:メス猫の発情は年に2〜4回、7〜10日間続きます。大声での鳴き声・床ゴロゴロ・食欲低下などの発情症状がなくなります。
  • 不要な妊娠の防止:意図しない妊娠・出産による子猫の増加を防ぎます。

去勢・避妊手術のデメリットと注意点

  • 全身麻酔のリスク:ごく稀に麻酔事故が起きる可能性があります。健康な若い猫のリスクは非常に低く(0.1%未満)、事前の血液検査で多くのリスクを評価できます。
  • 術後の肥満リスク:手術後はホルモンバランスの変化により基礎代謝が下がり、太りやすくなります。術後専用フードへの切り替えと食事量の管理が必要です。
  • 費用がかかる:去勢1〜2万円、避妊2〜4万円が相場です。ただし生涯の医療費削減効果を考えると十分な投資といえます。
  • 回復期間が必要(特にメス):メスの避妊手術は腹腔手術のため傷が大きく、術後3〜7日の安静が必要です。

手術の適切な時期はいつ?

性別推奨時期初発情の時期理由
オス猫生後6〜8ヶ月生後5〜9ヶ月ごろ初発情・スプレー行動開始前が理想
メス猫生後5〜6ヶ月(初発情前)生後4〜10ヶ月ごろ初発情前の手術で乳腺腫瘍リスクを最大91%低減

「まだ小さすぎる」と感じる方も多いですが、体重2kg以上・全身麻酔に耐えられる健康状態であれば生後4〜5ヶ月から手術可能です。遅くとも初発情前(オスは初スプレー前)に手術することを強く推奨します。

「初発情が来てしまった場合」

初発情を経験した後でも手術は可能です。ただし乳腺腫瘍リスクの低減効果が下がるため、できる限り早めに手術を行いましょう。発情中の手術は出血リスクが上がるため、発情が落ち着いてから(1〜2週間後)行うことが多いです。 費用

手術費用の目安と自治体の補助金制度

手術種別全国平均的な費用含まれる内容
去勢手術(オス)10,000〜25,000円術前検査・麻酔・手術・術後管理
避妊手術(メス・卵巣のみ)20,000〜40,000円術前検査・麻酔・手術・1泊入院
避妊手術(メス・卵巣+子宮)25,000〜50,000円同上(より確実な手術)

自治体の補助金制度を活用しよう

多くの市区町村が猫の去勢・避妊手術に対して補助金制度を設けています。補助額は自治体によって異なりますが、3,000円〜10,000円程度の補助が受けられる場合が多いです。

  • 補助金は「飼い猫」だけでなく「地域猫・TNR活動」対象のものもある
  • 申請方法:お住まいの市区町村の動物愛護担当窓口、または公式サイトで「猫 去勢 補助金 ○○市」と検索
  • 先着順・年度内予算に限りがある場合が多いので早めに確認を

手術前の準備と当日の流れ

かかりつけ獣医師への相談

猫の体重・健康状態を確認し、手術日程を決定します。

術前血液検査

術前血液検査:麻酔リスクを評価するための血液検査を行います(別途3,000〜8,000円)。

絶食・絶水

絶食・絶水:全身麻酔前は胃を空にする必要があります。多くの病院で手術12時間前から絶食、2〜4時間前から絶水の指示があります。

当日の流れ

当日の流れ:朝に来院→術前確認→麻酔→手術(15〜60分)→麻酔覚醒→回復確認→帰宅または入院

術後の処置

傷口の確認・抗生物質・痛み止めが処方されます。エリザベスカラーを装着します。

術後ケアの方法と回復期間

  • エリザベスカラーの装着:傷口を舐めさせないために術後5〜7日はカラーを付けます。嫌がる猫も多いですが、舐めると化膿・癒合不全の原因になります。
  • 安静・運動制限:去勢手術後1〜3日、避妊手術後3〜7日は激しい動き・ジャンプを制限します。
  • 傷口の確認:毎日傷口をチェック。赤み・腫れ・化膿・開いている場合はすぐに受診を。
  • 食事・水分:手術当日の夜から少量の食事・水を与えられます。食欲は翌日には戻ることが多いです。
  • 再診・抜糸:術後5〜10日に傷の確認・抜糸(溶ける糸の場合は不要)。
こんな症状があればすぐ受診

術後3日以上食欲がない・傷口から出血・膿が出る・元気がない・発熱・傷が開いている、などの症状は合併症のサインです。

術後に太りやすくなる理由と体重管理

去勢・避妊手術後は多くの猫で体重が増えやすくなります。これはホルモンバランスの変化による基礎代謝の低下と、食欲増進が原因です。太りすぎは糖尿病・関節疾患・心臓病リスクを高めます。

術後の体重管理3つのポイント

去勢・避妊後専用フードへ切り替える

カロリーを抑え、泌尿器ケア成分も配合した「術後専用フード」が市販されています。手術後1〜2週間以内に切り替えましょう。

給餌量を計量する

フードは「目分量」ではなくグラム計量が基本。体重に応じた推奨給餌量を確認し、正確に計量します。

遊び・運動を増やす

代謝が下がる分、毎日の遊び時間を意識的に確保しましょう

理想体重は猫種によって異なりますが、一般的な成猫で3.5〜5kg程度。肋骨を手で触って「軽く触れる」状態がBCS(ボディコンディションスコア)3が理想です。

「手術はかわいそう」という誤解を解く

「本来の姿を変えるのはかわいそう」という声は理解できます。しかし、獣医学的な観点からは手術を行わないことの方が猫にとって不利益になるケースが多いのが事実です。

  • 発情期のメス猫は繁殖できない状況で強いストレスを感じます
  • オス猫のスプレー衝動も、本人(猫)にとってのストレスを引き起こします
  • 室内飼育猫が一生発情を経験し続けることは、自然界の猫とは異なる状況です
  • 乳腺腫瘍・子宮蓄膿症・精巣腫瘍を予防することは、より長く健康に生きることに直結します

日本獣医師会・日本動物病院協会などの専門団体は、室内飼育猫への去勢・避妊手術を推奨しています。

まとめ:去勢・避妊手術についての判断基準

避妊・去勢手術は、猫の健康と長寿を守るうえで非常に重要な選択です。特にメス猫の場合、初めての発情を迎える前に避妊手術を行うことで、乳腺腫瘍のリスクを約91%も低減できるとされています。

一方、オス猫の去勢手術には、スプレー行動の抑制や攻撃性の軽減、さらに精巣疾患のリスクを大幅に下げるといったメリットがあります。適切な手術時期は、オスで生後6〜8ヶ月、メスで生後5〜6ヶ月頃(初発情前)が目安です。

費用の目安は、去勢手術で1〜2万円、避妊手術で2〜4万円程度ですが、自治体によっては補助金制度が利用できる場合もあるため、事前に確認しておくとよいでしょう。

また、手術後は代謝が変化しやすくなるため、専用フードへの切り替えや体重管理が肥満予防の重要なポイントになります。

こうした手術は「かわいそう」と感じる方もいるかもしれませんが、望まない繁殖を防ぐだけでなく、病気のリスクを減らし、より長く健康に暮らすための前向きな選択として捉えることが大切です。

Xでの拡散を宜しくお願いします!
Facebookでの拡散を宜しくお願いします!

What's New

新着

広告
ABOUT ME
ねこうぇぶ
ねこうぇぶ
編集長
ねこうぇぶでは猫に関するニュース、イベントレポート、キャットフードなどのレビュー記事やロシアンブルーのジェイさん日記などを配信!

編集長はロシアンブルー好き。先代のベルさんは21歳まで命を全う。今は2019年5月20日生まれのジェイさんと過ごしています。
Most Viewed

人気記事

Most Viewed

ランキング

Recommended

おすすめ

Report

レポート

Knowledge

豆知識

Cat Food

キャットフード

Cat Goods

猫用品

Food&Drink

フード&ドリンク

Goods

猫グッズ

Diary

日記

What's New

新着

記事URLをコピーしました