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6月は猫の車侵入トラブル急増、JAFが注意喚起と予防策を提案

編集長
JAF(一般社団法人日本自動車連盟)は、猫がクルマに入り込むことによるトラブルが6月に急増する傾向があるとして、ドライバーに注意を呼びかけている。
同連盟が2024年6月の1カ月間に受けたロードサービスの要請件数によると、「エンジンルームに猫が入り込んだ」との通報が全国で381件に上った。これは同年10月の同様の件数(28件)と比較して約13倍に相当し、6月に特有の傾向が浮き彫りとなった。
猫は春や秋に出産期を迎えるが、6月は春に生まれた子猫が活発に動き始める時期とされる。まだ体力の少ない子猫が、身を隠したり温かさを求めてエンジンルームなどに入り込んでしまうケースが多いという。
JAFは、出発前の「猫チェック」を推奨している。ボンネット周辺を軽く叩いたり、エンジンをかける前に数秒間静止して音や気配を確認することで、猫の存在に気づきやすくなる。これらのちょっとした工夫が、事故やトラブルの未然防止につながるとしている。
猫による車両トラブルは冬のイメージが強いが、実際には気温に関係なく発生している。JAFは、特に6月の注意喚起を強めるとともに、安全なドライブのための意識づけを呼びかけている。
(C)日本自動車連盟
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