ミッション:インポッシブル!?庭師が高い木から降りられない猫を救出
英ケンブリッジ大学の庭師たちが、ピーターハウス・カレッジのチャプレン(大学付司祭)の飼い猫、ロリーの救出に奔走した。BBCが2025年11月23日に報じた。
5歳の茶白の長毛猫であるロリーは、隣接するペンブルック・カレッジの敷地内の高い木に登り、自力で降りられなくなってしまった。
ロリーは非公式ながら学生たちの「チャプレン兼支援猫」として親しまれており、ペンブルック・カレッジのマスターが飼う2匹の犬に驚いて木の上に避難したまま動けなくなった。
救出の様子を収めた動画には、庭師の一人がはしごを登り、もう一人が映画「ミッション:インポッシブル」のテーマ曲を口ずさみながらロリーを安全に回収する姿が映っている。
ロリーと暮らすピーターハウス・カレッジのジェニファー・アダムス=マスマン牧師によれば、ロリーは非常に冒険好きで、ペンブルックやダウニングなど複数のカレッジを自由に歩き回り、「学生に囲まれていることがよくある」という。
ロリーは「ピーターハウスの学生たちの猫のチャプレン」としてインスタグラムのアカウントも持っており、励ましの言葉や写真が学生に向けて投稿されている。
「彼は本当に学生のメンタル・サポートをしてくれている存在です。学生が遊んだり、おやつをあげたりできるイベントも企画しています。彼は抱っこもとても上手なんですよ」とアダムス=マスマン牧師。
今回の木への立ち往生は初めてではなく、以前は「夫がはしごを使って救出したこともある」とのこと。「ロリーは少し抜けているところがありますが、とても優しい子です」と笑う。
ペンブルック・カレッジのブレイクスリー教授は救出劇を撮影し、動画の中で「これはミッション・インポッシブル、ペンブルック版ね。庭師たちの真骨頂よ」とコメント。大学側の広報担当者も「ロリーはペンブルックの愛される訪問猫で、困っていれば喜んで助けます。またすぐ遊びに来てほしい」と語った。
ロリーは子猫の頃からアダムス=マスマン牧師一家と暮らしており、その存在は今や学生たちの癒やしの象徴となっている。
@BBCCambs: 'Mission Impossible' rescue of uni cat up tree….@HelenBurchell
— Samuel J. Rosenfeld 🇺🇸 תביא אותם הביתה… (@SamjLondon) November 30, 2025
University of Cambridge gardeners came to the rescue after a chaplain's cat got stuck.
Rory, a five-year-old golden and white tabby, belongs to the chaplain of Peterhouse College, but found himself in… pic.twitter.com/8ghEvauklO
元記事:‘Mission Impossible’ rescue of uni cat up tree
※アイキャッチ画像はChatGPTで生成


