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7年ぶりに飼い主の元へ戻った迷い猫の奇跡「本当に信じられなかった」

迷い猫の奇跡
編集長
モグニャンキャットフード ライト

飼い主のロージー・ウィルソンさんは、7年間行方不明だった愛猫グレゴリーが発見されたとの知らせを受け、驚きのあまり言葉を失ったという。2025年11月28日、BBCが報じた。

保護猫だったグレゴリーは2017年、まだ子猫の頃にウィルソンさんの家にやってきた。しかし翌年、ノーフォーク(イギリス)のペットホテルへ連れていく途中でキャリーから逃げ出し、そのまま行方が分からなくなった。

その後シェリンガムからクローマーへ引っ越したウィルソンさんは、1年ほど前にグレゴリーに似た猫を見かけたものの、「そんなはずない」と思い込み、その時は深く考えずにいた。ところが、クローマー獣医クリニックからの電話で本当にグレゴリーが見つかったと知らされ、心底驚いたという。

「その子を思い出すたび、交通事故や他の危険に遭っていないか、悪いことばかり想像してしまっていました」と振り返る。

グレゴリーは生まれた場所が生け垣の中で、その後RSPCA(英国動物虐待防止協会)の保護を受け、ウィルソンさんの家族になった。しかし失踪以降、消息がつかめないまま長い年月が過ぎ、「何年も答えがないことがずっと悲しかった」と話す。

再会当日、待合室で名前を呼ばれた瞬間、胸が高鳴ったという。「出てきたグレゴリーは驚くほど元気で幸せそうで、本当に信じられませんでした。床にしゃがむと、彼はすぐ寄ってきて顔を擦り付けてくれたんです。あの子は本当に堂々としていて幸せな性格だから、この7年間の間も優しい人たちに囲まれていたんだと思います」

一方、クローマー獣医クリニックのヘッド・ナースであるエマ・ブロートンさんによると、グレゴリーは地元の家を頻繁に訪れ、スタッフたちに世話をされるうちに「すっかり常連」になっていたという。飼い主を探すためポスターも掲示されたが、誰からも連絡がなかった。

「かなり長い間そこで過ごしていたので、まずはマイクロチップの有無を確認してみようということになりました。スキャンしてみるとチップが見つかり、一気に希望が湧いたんです」とブロートンさん。

2024年からイギリスでは猫へのマイクロチップ装着が義務化されたが、それでも登録漏れなどで行方不明のまま戻れない猫は少なくないという。「電話番号の変更や引っ越しなど、登録情報の更新を忘れないでほしい」と飼い主たちへ注意を呼び掛けた。

7年ぶりに家族の元へ戻ったグレゴリー。その姿は、マイクロチップ登録と人々の思いやりが生み出した小さな奇跡として、多くの猫の飼い主に希望を与えている。

元記事:Missing moggy found seven years after it escaped

※アイキャッチ画像はChatGPTで生成

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編集長はロシアンブルー好き。先代のベルさんは21歳まで命を全う。今は2019年5月20日生まれのジェイさんと過ごしています。
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