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液状化した猫を捉えた写真集「ねこは液体」はイグノーベル賞にも関係が?
編集長
液体化した猫の決定的瞬間を捉えた写真集「ねこは液体」は2022年12月6日、河出書房新社から発売。全国の愛猫家の協力のもと完成しました。
猫がぐにゃんぐにゃんな姿で寝ていたりすることから「猫は液体なのではないか?」というジョークがSNSで拡散されている…。
これを真剣に捉えたのがマーク=アントワーヌ・ファルダンさん。フランス国立科学研究センター(CNRS)やパリ・ディドロ大学ジャック・モノー研究所に所属する物理学者で、2014年7月に「猫の流動学について(On the Rheology of Cats)」という論文を発表しました。
物質の変形や動きをテーマとする流動学を研究していたファルダンさんは、自らの成果を解説するため、猫の液体化に着目。結果、ノーベル賞は無理でしたが、2017年にイグノーベル賞を受賞しています(笑)。
「イグ・ノーベル賞」とは、1991年に創設された「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に与えられる賞で、”表のノーベル賞”に対して”裏ノーベル賞”とも呼ばれ、授賞式は毎年秋に開催され世界的な話題となっています。
https://www.asahi.co.jp/event/ig2022/
ちなみに青月社からも「ねこの液体」と同じタイトルの写真集が発売される予定です。
こちらは同社主催のフォトコンテストで入賞した作品が集められた模様…。まだ詳細は明らかになっていません。
青月社「ねこは液体」フォトコンテスト|最優秀賞作品は表紙に
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